出版社内容情報
アメリカ・ライフサイクル・コスティングを研究の起点に、英・日・独との対比を通して、その普遍的な特質と展開を提示する。
内容説明
本書は、1960年代に始まるアメリカ・ライフサイクル・コスティングに研究の起点を求め、その理論を形成する特質に迫り、そこに含まれる多様な意味内容を、一般的に説明できる理論的な枠組みで展開している。この研究では、特にアメリカ行政機関のライフサイクル・コスティングと他の国々のライフサイクル・コスティングとの対比により、それらの特質を明らかにしている。
目次
序章 ライフサイクル・コスティング研究の課題―本書の課題と構成
第1章 アメリカ会計検査院調達政策のライフサイクル・コスティング
第2章 アメリカ国防総省調達テスト・プログラムのライフサイクル・コスティング
第3章 アメリカ国防総省調達プログラムのライフサイクル・コスティング
第4章 アメリカ行政機関プログラムのライフサイクル・コスティング
第5章 廃棄物最小化プログラムのライフサイクル・コスティング
第6章 アメリカ・ライフサイクル・コスティングの展開―一般市場指向型企業への展開を模索して
第7章 イギリス・ライフサイクル・コスティングの展開
第8章 日本におけるライフサイクル・コスティングの展開
第9章 ドイツ・ライフサイクル・コスティングの展開
結章 ライフサイクル・コスティングの特質と展開
著者等紹介
岡野憲治[オカノケンジ]
1946年広島県因島市に生まれる。1971年広島商科大学(現広島修道大学)商学部卒業。1975年広島大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)。1978年神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得退学。1977年松山商科大学(現松山大学)経営学部助手。1978年松山商科大学経営学部講師。1980年松山商科大学経営学部助教授。1982‐1983年カリフォルニア州サクラメント大学留学。1987年松山商科大学経営学部教授。現在、松山大学経営学部教授
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