出版社内容情報
なつのはじめ、くるみの木にやってきたりすは、みどりいろの実がなっているのを見つけました。りすはまだじゅくしていない、みどりいろのくるみもだいすき。さっそく食べようとすると、木のむこうで、先にやってきたくまがムシャムシャと食べています。りすはびっくり!
しばらくしてすずしくなってきたころ、りすがまたくるみの木にやってくると、こんどはいのししのおやこがきていて……。
くるみの木には、いろんな動物がやってきて、いろんな食べかたをします。りすはどんなふうにくるみを食べるのかな?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
クルミの実のもともとの姿は、あまり知られていないと思うのですが、動物たちによって色々な食べ方があることも解って面白い紙芝居です。 冬の準備ということでは、自然界の中で行われている大変な営みが淡々と語られています。2023/11/08
そらこ
4
夏、秋、晩秋、クルミの実を食べに集まってくる動物たちを描いたもの。リスが案内する。くるみの実が最初は緑で、だんだん朽ちてかたい殻がむき出しになって、それから殻を割ると、お店で売っているようなクルミがででくる。そうしたことを知らない子たちには、親しみがないかもしれない。読んだ前後で実物をみせてあげたい。8場面。読み聞かせ4分。2023/11/09