感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
16
戦争中の出来事を描いた紙芝居です。戦争中に生まれ、実の母親を亡くし、隣の夫婦に育てられた和子。和子という名は、平和を願って、実の母につけられた名前です。でも、戦争はひどくなり、おかあさんと呼んだおばさんも亡くなってしまいました。おかあさんと一緒に見て、歌った「ほたるこい」。蛍を見上げ、口ずさむ和子。戦争を繰り返してはいけない、というメッセージが込められた、静かな感動のある作品。今月末、デイサービスで演じてきます。2016/07/22
ヒラP@ehon.gohon
10
戦争の悲しい思い出が、実際の体験に基づいていると知って、とても感慨深く思っています。3才のとき防空壕に爆弾が落ちて、一人生き残った和子さん。育ての母に守られた命はどれだけ尊かったことでしょう。 母親への回顧がほたるの歌のメロディとともに心に響いて来ました。2019/12/31
チタカアオイ
0
【図書館】2022/06/17