出版社内容情報
ある日、北風と太陽が力じまんをすることになりました。
旅人のコートをぬがせたほうが勝ちです。
まずは、北風がびゅーびゅーふきまくりました。
ところが旅人は、コートをぬぐどころか、ボタンをしっかりとめてしまいました。
北風は、もうへとへと。
すると今度は太陽が光をふりまきはじめ……。
日本でもさまざまな形で語られてきたイソップ童話の「きたかぜとたいよう」が、
迫力ある紙芝居になりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kayo
19
10月の読み聞かせ用に選書。紙芝居です。長谷川さんの描く北風も太陽も大胆で迫力が有って、旅人のコートを脱がそうとする時の北風の吹く様や太陽が照らす様の擬音が繰り返されて効果的。子どもたちも一緒に声出して言ってもらうと良いかもしれませんね。2022/10/14
ヒラP@ehon.gohon
17
長谷川義史さんの描く北風も太陽も迫力満点です。北風が旅人に向かって、渾身の力で吹きつけていることが良くわかります。これだけ寒い思いをいた後ならば、太陽の暑さで、旅人がパンツまで脱いでしまったことも、良くわかります。知っているお話でも、何だか楽しい紙芝居です。2022/10/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
保育所ぱんだ組おはなし会。保育所きりん組おはなし会。今月は紙芝居オンリーのおはなし会。2022/10/25
遠い日
3
8場面の紙芝居。長谷川義史さんのパワフルな絵が紙芝居の大きな紙面にぴったり。古典的昔話ですが、初めて見聞きする子供たちにはインパクト大ではないでしょうか。2022/10/30