出版社内容情報
ネネブとデデブは、五百歳の魔法つかい。ある日、魔法のタネのことで大ゲンカをしてしまう。
内容説明
ネネブとデデブは魔法つかい。なかよしふたごの魔法つかい。ところが、ある日…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ybhkr
1
いきなり双子のおぱあさん魔女のケンカから話がはじまる。今まで仲良しだったのにどうして?という説明は特にない。ケンカや戦いは命がけなくらい大変なのにそれをも辞さないくらいの失望みたいなものが、デデブの中に生まれたんだろう。どうしてデデブは花を咲かせることがいやになってしまったんだろう?その理由がないから一方的にデデブが悪いみたいになってしまうのは悲しいなあ。しかし、最後にネデブの木になったということはみんなはわかっているということかも。銀杏の木ハウスの断片図がよかった。こんなおうちに住んでみたい。2015/07/03
ねこうさ✿
1
タイトルだけは知っていたけれど読んだことはなかった。双子の女の子が主役の話だと思っていたら双子のおばあさんの魔法使いがタイトルの由来だった。驚き。自然を壊す魔法は人間にしか使えない、という言葉が刺さる。2014/02/26
n
1
昔読んで印象に残っていたので借りてみました。今読むとなかなか深い。短い話しながらも子どもの想像力に火をつける。こんな冒険してみたいなあ。2013/01/29
カヤ
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デデブのほうに感情移入していた。2016/08/26
真
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小学校の低学年の時に読んだ記憶があって、図書館で見つけたので読んでみました。完全に内容を忘れていましたが、デデブとネネブの双子の魔法使いの名前だけは覚えていました。あと魔法の呪文も読んでて懐かしいなぁと思いました。ただ、ストーリーが全く覚えていなかっただけに結構衝撃な展開で面白かったですね。特に双子の魔法使いが姉妹喧嘩の果てに命がけの魔法対決をする描写なんて、けっこう怖かったですね。挿絵もおどろおどろしくて、子どもたちは平気なのかしらなんて思ってしまいました。2015/12/02