若い人の絵本<br> 月の光でさらさっしゃい

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若い人の絵本
月の光でさらさっしゃい

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  • サイズ A5判/ページ数 94p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784494021277
  • NDC分類 913.8

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちえ

34
山形の昔話。表題作他「鷹の婿さん」「蛇の嫁さん」「猿の嫁さん」「縞男垢兵衛」「油とり」「雪むすめ」の七編。一番印象に残るのは表題作。沼のばさまに会いに行き取り返しの付かないことをしてしまう娘。月の光降る夜の美しさと自分がしでかしたことへの絶望。3篇続く異類婚姻譚もそれぞれ。笑えたりゾクッとする話がありバラエティーに富んでいる。「雪むすめ」の儚さ切なさと北国の春の柔らかさ、最後の場面には思わずこちらもうるうるする。版画も趣がある。古い本だけれどとても良かった。図書館にあればぜひ。2022/10/29

ベル@bell-zou

24
婿とり嫁とり婚活昔話七話。どれもがありきたりではない意外性が感じられ面白い。幻想的なタイトルに切なさが加わる「月の光でさらさっしゃい」、いちばん心優しいかに思われた末娘の仕打ちに猿が気の毒だった「猿の嫁さん」、タイトルのインパクトがすごい(笑)「縞男垢兵衛」、スリル満点「油とり」が印象的。版画か切り絵のような趣きの挿絵が、柔らかで温かみのある山形の言葉によく合う。耳に馴染みのある訛りも味わい深く楽しんで読めた。2022/11/11

ヒラP@ehon.gohon

11
嫁とり婿とりの昔話を集めると、なんとも妖しげで艶っぽい本になりました。西山三郎さんの版画絵も、意味ありげに妖艶です。2024/07/08

まあやん

0
誰も読んでいない…(*_*;古い本です。「月の光でさらさっしゃい」を語る人がいてとてもいいので、読んでみました。山形県の昔話です。7つのお話が入っています。2014/11/17

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