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1週間でマスター
1週間でマスター 長編小説のかたち―小説のメソッド〈3〉未来への熱と力

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784844134336
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0090

内容説明

『小説のメソッド』シリーズの“初級編”“実践編”で学んできたことを生かして長編小説にトライします。日本映画の名作「東京物語」のシナリオを読みながら、小説を書く楽しさを学んでください。シリーズ完結編!!あなたもきっと小説が書ける。

目次

第1日 長篇用プロットのレッスン
第2日 資料と取材について
第3日 長篇小説の“かたち”
第4日 シナリオ『東京物語』を読む
第5日 シナリオ『東京物語』PART2
第6日 神話の構造について
第7日 実作に触れる

著者等紹介

奈良裕明[ナラヒロアキ]
作家・小説家。1960年、東京生まれ。89年『チン・ドン・ジャン』にて第13回すばる文学賞受賞。96年より「松濤スクール/文章の学校」に講師として参加。また、各地の自治体が主催する文章教室に招かれ指導した実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てる坊

3
長編小説書くコツがわかる.東京物語の台本がここではテキスト。この本はなんとこの映画のために作られた小津監督の作品。七人の侍の黒沢監督と並ぶ世界の小津とは知らなかった。取材の方法など参考になる記事が多いが1巻目が一番参考になる。 2013/07/20

いっち

2
『東京物語』のシナリオを分析。映像に写さず想像させる。行って帰って来る物語。「スタートとゴールが少しずつズレて重なり、無限に立体的ならせんを描く」神話の構造。優れた作品には「読み手の心を激しく揺さぶるエネルギーを備えた熱と力」物語を書くには「プロットを考え、実際に文章を書きそれを推敲し、さらに全体の構造・流れを見渡している」書くべきことを書いているか、書かなくても良いことを書いていないか。「文章がまどろっこしくなったら、もの・ことが主語になってしまっている場合が多い」→「文章を区切り、主語を人物に戻す」2018/06/16

わがちゃん

0
著者の言うように、こういう本はもう卒業!書かねば。。。2017/02/20

maquii

0
前作に引き続き小説作成ノウハウ本。前回より少し技術的な話が多かったが過去の名作(有吉佐和子『悪女について』小津安次郎『東京物語』)など名作の構造を紐解き『では、どうすればこのような雰囲気を出せるか』と解説している。しかし前作以上に『設問』が増えているので、より実践本に近しいものになっていることは間違いない。2010/06/30

緑色と風

0
小津安二郎監督の「東京物語」がなぜ、外国人に最も愛される日本映画なのだろう?本書には、「東京物語」の部分シナリオと、著者による解説が書かれています。人を惹き付ける映画を作りたい人は、必読です。誰もここまで親切に語ってはくれません。1週間ではマスターしきれないノウハウが満載です。

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