内容説明
担任になってまもない八木省吾先生。クラスのみんなと手紙で話そう!と、「ポスト太郎」を作りました。さて、どんな手紙がまいこむかな…。小学校低学年から。
著者等紹介
宮川ひろ[ミヤカワヒロ]
群馬県に生まれる。金華学園教員養成所卒業。新日本童話教室に学んだ後、「びわの実学校」に投稿。赤い鳥文学賞他、数々の賞を受ける
小泉るみ子[コイズミルミコ]
北海道に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、絵を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱお
18
ないしょって、不思議。知られたくないけど、わかってほしい・・・子どものときの気持ち、思い出しました。2014/12/26
サルビア
15
かんぱいシリーズ最新刊。こどもの気持ちがよくわかっているなあとと思います。やっぱり、宮川ひろさんはうまい!2015/07/03
izw
12
図書館の児童書新刊コーナーで見つけて借りましたが、2014年出版の新刊、宮川ひろってまだ現役? と驚きました。Wikipedia http://bit.ly/1Pkuwvh によると1923年生まれ、今年92歳です。すごい!2015/05/05
遠い日
3
「かんぱい!」シリーズ8。担任が考えた子どもたちとの交流のツール、「ポスト太郎」。内緒のことを書いて太郎に教えてねという発想だ。口では言えなくても手紙なら心を打ち明けられることもある。子どもたちのそれぞれの悩みや秘密、ちょっと言いにくいことが先生に届けられる。返事はあくまでもポストの太郎からという体裁でやりとりが続く。寄り添うことは難しい。踏み込みすぎたり、上からの物言いになったり。先生ではなくて、ポスト太郎にだからこそ素直な気持ちを見せられたのでしょうね。2024/02/04
とも
3
クラスに太郎君という名のポストがある。先生に直接悩みを伝えるのは難しいけど、ポストの太郎君になら言える。「太郎君、ないしょだよ」から始まる子ども達のいろいろな悩み…というお話。シリーズの中でも上位のお気に入り本になりました。このシリーズに出てくる先生達って面白いなぁ。2017/07/12