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出版社内容情報
天皇を中心にした歴史観で日本の歴史をまとめた古事記を、人間ドラマとして描いた一冊。
目次
うさぎとさめのものがたり
出雲の国のきょうだい神
あかがいひめとはまぐりひめのねりぐすり
母の力はかぎりなし
おおくにぬしの冒険
海をわたってきた小さな神
あれ野のものがたり
うみひことやまひこ
白鳥のものがたり
赤い玉のものがたり
ものをいうくりの木
はや鳥のうた
そみん・こたん兄弟ものがたり
著者等紹介
与田準一[ヨダジュンイチ]
童謡詩人、児童文学者。「赤い鳥」に投稿後、北原白秋門下として創作活動を始める
近岡善次郎[チカオカゼンジロウ]
画家。東京・文化学院を卒業後、美術団体「一水会」草創に携わり、以後重要なメンバーとして活躍。1963年第6回安井曾太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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MOJITO
1
古事記を読んだのは小学校以来かな?1300年以上前に作られた本から、日本の遥か昔に思いをはせる事ができる。単なるストーリーとしてとらえてしまった幼少の頃と比べると、本当の古事記の楽しみ方ができるのは大人になってからかもしれない。子供に買い与えた小学生向きの本だけど、岩波の古事記を買おうと思わせてくれたありがたい本。神々は人間より人間臭くて笑ってしまうね。すぐに結婚しちゃう、直ぐに争って相手を殺す。甦ることもあれば、動物に生まれ変わったりする。ねたみ、いじわる、パワハラが絶えない。沢山の超自然現象。2012/02/03