出版社内容情報
SDGs(持続可能な開発目標)の観点から、ごみ問題を読み解きます。「古着」「使い終わったスマホや電子機器」私たちが使い終わって捨てた大量のごみがあふれ、海外に送られています。ごみの行方を知り、ごみが送られた先の人びとのくらしについても考えます。「放射性廃棄物」や「宇宙ごみ」など、ふだん私たちからは見えないけれど問題になっているごみについても、幅広く扱います。
目次
第1章 SDGsってなに?(SDGsがめざすもの;目標12 つくる責任つかう責任)
第2章 日本と世界のごみ問題(人類の発展とともにふえた世界のごみ;日本のごみの歴史と現状 ほか)
第3章 知っておきたいごみの真実(深刻化するプラスチックなどの海のごみ;世界中で問題になっている「食品ロス」とは? ほか)
第4章 わたしたちにできること(大量消費・大量廃棄から循環型社会へ;循環型社会を実現するための企業の取りくみ ほか)
著者等紹介
井田仁康[イダヨシヤス]
筑波大学教授。1958年東京都生まれ。筑波大学人間系(教育学域)教授。社会科教育・地理教育の実践的研究を専門とする
織朱實[オリアケミ]
上智大学大学院教授。専門は環境法。容器包装リサイクル法などを制定する国の審議会委員や自治体の廃棄物審議会の委員をつとめる。SDGs関連のワークショップを開催しカードゲームの普及もおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。