内容説明
あなたは、障がいをどのように考えますか?障がいのある人は、日々をどんなふうに過ごしているのでしょうか?また、どんな学校に通い、どのようにしていまの仕事を選んだのでしょうか?働く三人の生い立ちと現在を、それぞれのお母さんに語っていただきます。子育て、教育、進学、就職などのカベ、家族や仲間、先生方のサポート。そして、いま、社会で働き生きる三人を支える力は何か、を考えます。
目次
1章 障がいとは、障がい者への支援とは(障がい、障がい者という言葉;「障がい者」の意味;WHOは、障がいをどう考えているか;ヘレン・ケラーの教育は、なぜ成功したのか)
2章 わが子の生い立ちといま(いっしょうけんめい自分の意志を伝えています;ぼくの仕事場はファミリーレストランのデニーズです;宿泊訓練で自立力をみがいています;ぼくの仕事場は和食レストランの藍屋です;責任感が育ってきました;ぼくの仕事場は業務用食品卸売の伊藤商店です;若竹ミュージカル公演より)
3章 共生社会への道を語る
著者等紹介
松矢勝宏[マツヤカツヒロ]
1940年、東京都生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京学芸大学教授、目白大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授、目白大学客員研究員。全日本特別支援教育研究連盟理事長、NPO法人GreenWork21理事長、社会福祉法人森の会理事長として、教育、雇用・就労、福祉の連携による障がい者の社会参加の支援を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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