出版社内容情報
リスさん、アリにききました。アリさん、アリさん、だれがすき? アリさんにすきといわれて、うふふ。リスさん、はなになりました。こころがはなになりました。内田麟太郎さんの詩的なことばと、南塚直子さんの銅版画による、こころあたたまる作品。
内容説明
リスさん、アリさん、トリさんのこころがはなになりました。ぱっとえがおがさきました。そのわけは…
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県大牟田市生まれ。詩人、絵詞作家。『さかさまライオン』(長新太・絵、童心社)で第9回絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(荒井良二・絵、文渓堂)で第46回小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(西村繁男・絵、童心社)で第5回日本絵本賞を受賞
南塚直子[ミナミズカナオコ]
1949年和歌山県生まれ。ハンガリー国立美術大学で銅版画を学ぶ。2013年京都嵯峨美術大学陶芸科に入学、陶板画を学ぶ。銅版画の絵本に『キリンさん』(第4回日本絵本賞/まど・みちお・詩、小峰書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
22
出版社SNSご紹介で気になっていた。新着棚で。自分のことを好きだと言ってもらい、みんな、心が花になる。笑顔が咲く。南塚直子さんの絵もかわいくて、読んでいると、自然にほっぺたがゆるんで、笑顔になってしまう。「3歳から」とあり、0、1、2歳の私のおはなし会では、言葉が難しいかなあと思ったが、読んでみた。少し言葉を足したり、呼びかけたりしながらで、ちゃんと聞いてもらえた♪ 最後は、花たちが揺れるので、お子さんを抱いたお母さんに「一緒に揺れてくださ~い♪」2022/03/08
mntmt
11
笑顔が咲くって、良いことばだな。2022/03/26
遠い日
9
内田麟太郎さんのテクストは、詩のようです。相手を好きな気持ち、だいじに思う気持ち、その心浮き立つさまが南塚直子さんの明るい絵によく映っています。好きと言われてぽっと灯る心の灯。花が咲くように。2022/03/11
けいねこ
6
すきなひとにすきといってもらえたら、思わず笑顔の花が咲く。幸せなひとは、幸せをだれかにわけてあげられる。笑顔はだれかからだれかに伝わるよ。2022/03/19
遠い日
4
同じコンビの『たんぽぽになりたくて』とともに。春の絵本を探していて、また読みたくなりました。「好き」の気持ちが繋いでいく明るく楽しい気持ち。まるで花が咲くように心で開く嬉しさ。「好き」で繋がって、笑顔が咲いて、みんなが幸せ。笑顔は花ですね。2024/04/05