内容説明
アメリカ・ニューメキシコで出会った野生のウマ―ペイサーの俊足は、子ウマの時から際立っていました。群れをひきいて、カウボーイたちのきびしい追跡をかわし、野生の自由を守りつづけますが…。走って走って走りぬいて…自由をまもった、美しい野生のウマの一生。最新完訳版。
目次
1章 群れをひきいる子ウマ
2章 わたしとペイサーとのであい
3章 ペイサーを追うカウボーイ
4章 野生動物のエンジェル
5章 ペイサーを追う
6章 どこまでも自由をもとめて
ムササビ先生と読む「大草原のウマ ペイサー」
著者等紹介
シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン][Seton,Ernest Thompson]
1860年8月14日、イギリスの港町サウス・シールズに生まれる。1866年に家族といっしょにカナダの開拓農場に移住。大自然とそこに生きる野生動物を愛し、ナチュラリストになる夢を育んでいった。その後、ロンドンやパリで絵の専門教育を受け、カナダにもどってから動物物語をつぎつぎに発表した。著書は多数あり、シートン自身の挿絵がそえられている。1946年10月23日、アメリカのニューメキシコ州、サンタフェの自宅で没す
今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年東京生まれ。動物学者。山梨と岩手の山林に山小屋を建て、渓流を眺め、植物の手入れをしながら、森にくらすモグラ、野ネズミ、リス、ムササビなどの小哺乳類の観察、研究をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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