出版社内容情報
わたしの将来のゆめは、魔性の女になること。愛だとか恋だとか、そんなもの、一文の得にもならないと思っていたけれど…。 SLA選定
内容説明
わたしのしょうらいのゆめは、ましょうのおんなになること。あいだとか、こいだとか、そんなもん、いちもんのとくにもならないとおもっていたけれど…。
著者等紹介
森絵都[モリエト]
1968年東京に生まれる。講談社児童文学新人賞を受賞した『リズム』(講談社)でデビュー。同作品は椋鳩十児童文学賞も受賞。主な作品に『流れ星におねがい』(童心社)『宇宙のみなしご』〔野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞〕『アーモンド入りチョコレートのワルツ』〔路傍の石文学賞〕『つきのふね』〔野間児童文学賞〕『DIVE!!』(いずれも講談社)『カラフル』〔産経児童出版文化賞〕(理論社)などがある
武田美穂[タケダミホ]
1959年東京に生まれる。主な作品に『となりのせきのますだくん』〔絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞〕にはじまる「ますだくん」シリーズ、『スーパー仮面はつよいのだ』『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』〔絵本にっぽん賞〕『きょうはすてきなおばけの日!』『すみっこのおばけ』〔日本絵本賞読者賞〕(いずれもポプラ社)「ざわざわ森のがんこちゃん」シリーズ(講談社)「ゆうやけカボちゃん」シリーズ(理論社)などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BlueBerry
35
軽い読み物です。それなりに楽しかった(笑。2013/10/12
舞
34
あぁ懐かしい。また読んで見たいな。
アキ
18
男子には人気が高く、その分、女子には嫌われるという典型的な女の子「きさらぎまいこ」が、初恋を経験することで周囲を巻き込む話。魔性の女を目指すワケには彼女なりの事情と頑なな思いがあり、そのための地道な努力もあったりと、心の内の彼女はとてもいい子で母親思い。子どもらしい無邪気さと純粋な気持ちでの行動が波乱を呼ぶたびに、クラスメイトとの関係を通して、子どもたちなりに答えにたどり着く今シリーズ。森絵都さんらしい「子ども讃歌」の趣もある全4巻、微笑ましくも清々しい気持ちになりながら、とても面白く読めました! 2016/12/20
myc0
18
男子のアイドル・マイコの将来の夢は「魔性の女」!だけどそれにはわけがあって…。でも、こまつくんに恋してしまったから告白してみたんだけども!? /わからんー!4巻全部読んで、どの作品が1番好きかなんてますます分からなくなった!!!マイコがお母さんと話すシーン、泣いてしまったよ…!!そして、2匹の金魚が繋ぐ縁!先日『ヒトリコ』を読んだので不思議な気分。人間関係ってほんとはもっと単純で良いんだよなぁ。こんな感じでいいんだ。許して、気にかけて、受け入れて。大人になればなるほど、難しくなっていく気がする。2016/11/13
いっちゃん
17
小さな女の子であっても、レディはレディです。子ども扱いしてはいけないと思いました。2017/02/04