出版社内容情報
カンボジアの村に、チュローチュといういたずらうさぎが住んでいた。畑のバナナを食いあらしてつかまったチュローチュは、うまく逃げ出すことができたが、その時、足にキズをおってしまった。痛む足をひきずって川のほとりまでやってきたチュローチに、大きなワニが、向こう岸まで渡してやろうと声をかけた。ワニは、川のまん中でチュローチュを食べてやろうとしたが、チュローチュは、知恵をはたらかして、ワニをだまそうとする。
1999年初版『いたずらうさぎチュローチュ』の改訂新版。
あとがきが追加されています。
著者等紹介
たじまゆきひこ[タジマユキヒコ]
1940年、大阪府堺市に生まれる。高知県で少年時代を過ごす。絵本に『祇園祭』(第6回世界絵本原画展金牌受賞)、『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞)、『はじめてふったゆき』(竹内智恵子・共作/1989年ライプチヒ国際図書デザイン展銀賞受賞/いずれも偕成社)、『てんにのぼったなまず』(第11回世界絵本原画展金牌受賞/福音館書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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