出版社内容情報
のどかな田園の中で、チムは身のまわりの動物たちと、なかよく暮らし、たくましくなっていきます。 SLA選定/JLA選定/中央児童福祉審議会推薦/67年度第10回中央児童福祉審議会特別推薦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
9
「チム・ラビットのぼうけん」の続編にあたる。好奇心が強く、他のウサギたちとは違う冒険心あふれるチム。危険なことも省みず、行動するのでいつもトラブル巻き込まれてしまう。でも、親切で優しさに満ちたチムは、困難に直面する度に、チムの大勢の友達たちが助けてくれる。 とても単調な話ではあるのだけれど、素朴で優しさに満ちた物語です。2013/01/31
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。チム・ラビットのぼうけんの続編。2019/11/06
NakaTaka
6
チムだけでは、危なっかしいけれど、友達と一緒なら、助け合ってピンチを脱することができる。面白いのは、ふくろう。敵であり味方でもある。そこが自然界の友達なのだ。2021/06/19
しろのあ
6
「ぼくはただのうさぎじゃないんだ」と、チムはなかなか頑固なお子さまですがそういうところをひっくるめて愛らしいと骨抜きにされます。古い翻訳ものの文が妙に小気味よく「おかあさんは、 きのこの しちゅうの おりようりが とても おとくいだったのです」この感じがたまりません!プディングをぷでんぐとか。みつばちとキャンプ、まほうのぼうしが特にお気に入り♪2013/06/13
yomite
5
部屋の照明を白熱球の柔らかな明かりにして、ベッドに入ったら毎晩1話ずつ読んであげてほしいです。子どもがすぐに寝付くという流行りの絵本なんかよりずっと安らかな眠りにつけるはずです。そして、ベッドに入るのが楽しみになるはずです。2016/03/28