出版社内容情報
カナダで出会った子イヌのビンゴは、シートンが動物を見つめる原点になったイヌでした。ビンゴは、シートンが罠にはさまれた窮地から、知恵と愛情を持って、救い出します! 躍動感あふれるシートン動物記第2弾!
小学5・6年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カタコッタ
16
犬の本来の姿はこういうものかと確認した。たくましくオオカミに近い。ワンコのために働いている友人に読ませてやりたい。シートン先生は動物画家だったから動物をより深く見ている。ビンゴっていい名前です。2024/01/17
いお
11
学校図書館の本棚の整理をしていて、933に分類されていたこの本。前任校では4の棚にあったので、中身を確認するために読んだ。シートンの本は初めて。シートンが農場で飼うことになった子犬のビンゴ。農場の仕事をシートンが教え、ビンゴから犬の生態を学ぶ。ビンゴはビンゴの生きたいようにのびのび暮らしていて、それをシートンが興味深く観察する。物語仕立てだけど、物語というよりはイヌについて書かれた本。しかも、本の後半は前半の物語の中のシートンの発見について項目ごとに解説。より分かりやすくて、これは4分類にしようと思う。2022/06/11
Tomohiko Kai
0
犬の気持ちを理解したい人は読んだ方がいい。犬の本来の性質を学べる本。
百万石のマルコ
0
名犬かと思いきやタイトルをよく見ると「愛犬」ビンゴ。実は結構な駄犬。狼ロボの話に比べると心温まるエピソードが中心だが、それでも当時の狼やコヨーテ達との血生臭い関係がわかる。ビンゴは決して人間に飼い慣らされた犬ではなかったが、友情を忘れない素晴らしい犬だった。2010/07/23