内容説明
ととぷう、かかぷう、みっぷ、ちゃっぷ、やっぷ。なかむつまじく、ほがらかに暮らすブタの家族に胸がほんわかしてきます。3びきの、げんきなきょうだいたちはきっと、子どもたちのすてきなお友だちに。
著者等紹介
筒井頼子[ツツイヨリコ]
1945年東京都に生まれる。広告会社でコピーライターの仕事についた後、絵本や童話などの創作をはじめる。1989年にアメリカでエズラ・ジャック・キーツ賞新人作家賞を受賞
はたこうしろう[ハタコウシロウ]
1963年兵庫県に生まれる。絵本のみならず、イラストレーション、ブックデザインなど、ジャンルを超えて活躍している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
37
図書館本。庭に生えた木に花が咲き実がなった。これは何の実だろう。楽しみに待つこぶたの三兄弟。最後にクスリと笑えるのは、このぶたさん家族が仲良しの証拠。ご近所さんも素敵。4歳の三女は末っ子のやっぷのことを「かわいいねー」と何度も言っていました。2023/06/16
みっちぃ
12
とりが運んできた種から育った1本の木。そこに実がなって…「キンカンかな? なにかな?」と楽しみにしているみんな。やがて、それが「ぶんたん」だとわかり、「明日には収穫」となり…。可愛くて、クスッと笑えて、ほんわかする絵本。2016/05/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
こぶたの3兄弟みっぷ、ちゃっぷ、やっぷは庭の木の実が大きくなるたびに、何の実かな?とワクワクしています。いよいよ食べごろになって…。2023/04/04
ヒラP@ehon.gohon
10
院内学級で読み聞かせしました。2024/05/30
遠い日
9
はたさんの絵に、筒井さんの文章。大好きな一家の春の日から始まる物語。賑やかな三きょうだいのこぶたと、ととぷう、かかぷうの5人が楽しんで実りを待った「とりの木」の実。実は、ブンタンだとわかってからの時間の濃いこと。大きな満月のような実は11個。待ちきれなかった食いしん坊は……?なんとものんびりした家族が、ほほえましい。2014/01/05