感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
5
(E-322)佐藤さとる×しんしょうけん。1993年。「コマ割り童話」を作ってみたかったという佐藤さとるさん。たつおくんのおかあさんが落とした指輪をからすが持って行ってしまい、ねこのミドリとねずみの夫婦、犬のタロが連係プレイで取り返す。2019/05/12
遠い日
3
犬と猫とネズミのお話であり、たつおくんの庭で起きた小さな事件のお話でもある。佐藤さとるさんが自ら考えた「コマ割り絵童話」という小さな挿絵がページごとに二つ三つ描かれた楽しい本だ。絵はしんしょうけんさん。たつおくんの家の庭で出会った犬と猫とネズミ。犬は飼い犬タロ、白猫のミドリは野良猫、ネズミは近くの薮に住みながら、庭に出没する。そんな三者が協力して、おかあさんの落とし物を、探し出し、取り返すというちょっとした冒険話だ。三者の関係がこの事件で深くなるのが、おもしろい。知恵も勇気もある子たち。2014/10/22
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