感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne＠灯れ松明の火
23
『「大家さんと僕」と僕』の矢部さん親子の対談を読み、お父さんの絵本を読みたくなった。「ファンタジーの取り入れ方は、お父さんの絵本『あかいろくん とびだす』の影響も大きいのかも。現実をベースにいかに自然にファンタジーへ飛躍できるかは、かなり意識して描いています」信号機から、赤色が飛び出す。つられて、いろんなものから赤色が！ どんどん、エスカレート(笑) 面白かった。書庫はもったいない。2019/08/14
anne＠灯れ松明の火
21
息子太郎さんの「ぼくのお父さん」を読み、みつのりさんが新しい絵本ができなくて苦しんでいた様子を知り、また読みたくなった。楽しい作品だけれど、産みの苦しみはすごいんだなあ。信号機でじっとしているのに飽きた「あかいろくん」が、信号機を飛び出し、他のものの赤色も誘ってしまう。郵便ポストも、鳥居も、ダルマも、白くなってしまう。運動会の玉入れも、白ばかりになり、もう大変〜笑 絵も勢いがあり、話とともに、とてもおもしろい！ 前にも言ったが、書庫はもったいない。2021/07/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
保育所うさぎ組おはなし会。３丁目の信号機のあかいろくん、「どこかにいきたい」と飛び出しました。赤い郵便自動車にくっついて「いっしょに ぼうけんにいかない？」と誘うと、郵便自動車のあかいろも飛び出します。町中のあかいろが飛び出して、みんなでついたところは…。2019/11/14
遠い日
10
信号機の赤色くんが飛び出すと、世界から次々に赤色が飛び出していく。混乱する世の中と、赤色たちとの対比がおもしろい。この世から色が一つでも消えたらと思うと、なにやら恐ろしい。2018/09/24
そう
0
3歳。信号好きなわが子は大喜び。ただ、「何で信号が飛び出すの？」としつこく聞かれて、ちょっと困る。「ずっと同じところにいるのは飽きちゃうでしょ？たまには外に出かけたくなるよね」と何回も説明・・・。2018/04/06
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