出版社内容情報
まーくんは反対ばかり言います。夢でおばけに会ったときも、「こわくないこわくない」。でも…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寺
65
私には子供がいない。よその子を無責任に愛でるのは好きだが、我が子を責任持ってしつける自信がない。甘やかしきる事もできまい。厳しくスパルタ教育する事もできまい。育児は大変な仕事である。この絵本のまーくんが我が子なら、私は責任持ってしつけられるだろうか?。両親の言う事に全て反対の事を答える幼児・まーくん。「ねんねしよう」「起きる」「じゃあ起きよう」「寝る」というやり取りで眠りに就いたまーくん。すると夢の中に表紙のオバケ登場。あくまでも強情を張り通すまーくんに降る災難。可愛くないまーくんの可愛い絵本である。2016/08/22
lonesome
35
自分がこの主人公の男の子くらいの時の記憶がないし普段接する機会もないけれど、こんな風に強がって反対のことを言ってみるのはきっと自我の芽生えなのかな。大きくなって反対のことばかり言っていたらひねくれ者やツンデレみたいだけど、子どもが成長していく過程って多分こうやって日々成長していくんだろうと思う。2014/12/29
スノーマン
30
ひねくれもののアマノジャク。だからおばけもこわくないこわくない。確かにこのおばけは怖くないけど(笑)息子にも未だにこういう部分があり、集中せず宿題ノロノロしてるとき『もう宿題しなくて良いよっ!かたづけなっ』などと言うと頑張る場合があるな…。しかし来年から小学生のムスメはこの逆で、喜んでいそいそと片付けて遊びそうな気もする(笑)2015/12/28
たーちゃん
24
全部大人の反対のことを言う男の子。この年頃はよくあることですね。男の子はお化けを怖くないと言い続けたけどついに怖いって言葉が。息子は「怖いって言っちゃったねー」と笑っていました。2021/11/29
はな
23
図書館本。娘が好んで借りてみた1冊。強がって怖くない!と言い張る男の子が可愛いし、お化けも一生懸命驚かそうとする姿がいいなと思います。2015/05/23