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著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
1926年東京都生まれ。松谷みよ子民話研究室を主宰し、民話採集を精力的に行っている。『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)など多くの作品がある
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
1961年大阪府生まれ。『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)(講談社出版文化賞)など多くの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
憲法記念日そっくりおじさん・寺9条
26
御存じ猿蟹合戦の絵本だが、文が松谷みよ子、絵が長谷川義史、なんて素敵な組み合わせ!。リズミカルな文(朗読したくなる)を包む長谷川義史の絵がとても良い。おむすびを担ぐ蟹の可愛らしい事。猿に青柿を投げつけられた瞬間、胎内から無数の子蟹がうじゃうじゃ出て来るシーンは正直グロいのだが、一匹一匹が実に可愛いのできちんと見ると中和される。助太刀する蜂や栗のとぼけた可愛さ。牛の糞まで可愛い。臼がいつの間にか参加しているのが若干の傷である。猿への仇討ちを見ると、今更ながら素晴らしい連携プレーである。良かった。2015/02/25
みっくす
18
さるかに合戦ってこんな話だったんだ。昔、幼稚園の運動会で、このお話を元にした競技をやったということくらいしか覚えていなかったのです。猿は本当にいばりくさってイヤな奴なだけに、みんなの仕返しが爽快! 松谷さんの文章、とてもいい。猿や蟹や、くまんばち、つぶっ栗…になりきって読んじゃう。絵も可愛くって色鮮やかで、柿がとっても美味しそう。私にとっても息子にとってもお気に入りの一冊になりました。2015/02/28
退院した雨巫女。
15
《図書館-返却》長谷川さんの絵だから、読んだ。蟹が、大嫌いな私は、蟹を見ないよう必死だった。2022/03/09
遠い日
11
松谷みよ子さんの「語り」のような文章が心地よい。長谷川義史さんの絵もそれを支える。勧善懲悪、義理と人情。通す筋はまっすぐで、好きな昔話です。2019/12/15
あゆみらい
7
読み聞かせ。結構残酷。復讐もがっつり。2歳児は「うしのくそ」という単語にはまり、話がすすまず。教訓になるかな。2015/07/27
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