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内容説明
雀をかわいがるじいさま。ふん、と横をむくばあさま。じいさまの愛の深さと、ばあさまの欲の深さを昔話はりくつをいわず、繰り返しというかたちで鮮やかに伝えます。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
1926年東京都生まれ。松谷みよ子民話研究室を主宰し、民話採集を精力的に行っている。『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)(講談社)など多くの作品がある
片山健[カタヤマケン]
1940年東京都生まれ。『タンゲくん』(講談社出版文化賞)(福音館書店)、『でんでんだいこいのち』(小学館児童出版文化賞)、『からだっていいな』(日本絵本賞)(童心社)など多くの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
20
昔話は類話が多いので。色々と読みくらべるのも楽しみですが、とにかく「舌切り雀」は絵本が多いのに驚きます。松谷みよ子さんの話に、色々な絵本作家が絵を描いているのも驚きです。 しかし、おじいさんがすずめに会うために、子どもたちの言うなりに土のだんごを7つ食べるという展開は初めて目にするように思います。 昔話に理不尽さはつきものですが、あまり好きになれない部分でした。 それにしても、片山健さんが描く絵本はあくが強いです。2021/06/17
遠い日
15
舌切り雀はこんなお話だったかと、意外な印象。話の細部を忘れていたので、新鮮な読後感。おじいさんのちょんを思う気持ちが、切ないなぁ。2016/01/27
はるごん
8
表紙のすずめが痛々しい。読んでいたら「えっ何で切っちゃったの?痛いよ!ダメだよ」息子が驚いていた。2022/07/21
いっちゃん
8
意外とこどもが知らなかった、このお話。でも、おむすびころりんもこんなんちごた?こぶとりじいさんも、こんなんちごた?改めて聞かれてもそうやったような、違うような…。似たのが多いかもしれないな。2019/02/07
遠い日
7
同じ松谷みよ子さんの再話でも、挿絵が異なると少しく違う印象を受ける。奥付の空っぽのつづらが意味深です。2017/11/23