「超スマート社会」への挑戦―日本の光・量子テクノロジー開発最前線

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「超スマート社会」への挑戦―日本の光・量子テクノロジー開発最前線

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492962190
  • NDC分類 549
  • Cコード C3034

出版社内容情報

光・量子が、半導体、スマート製造、スマートモビリティ、セキュリティを変革する。

本書では、国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」第2期の「光・量子を活用したSociety 5.0実現化技術」をテーマに、最先端のイノベーションや研究成果、社会実装への取り組みなど、プロジェクトの全貌をわかりやすく紹介しています。『ここで生み出されたイノベーションを産業や企業のビジネスで生かすことができれば、半導体などのスマート製造、自動運転やロボットなどのスマートモビリティをはじめ、多くの分野で日本経済や日本企業の成長に貢献できるのではないでしょうか。日本はこの分野で、世界をリードする潜在力をもっていると確信します。』(「おわりに」より)
Society 5.0とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の「超スマート社会」のこと。日本政府が世界に向けて発信した、次の時代のデジタル社会のビジョンを指します。その実現を加速するため、日本の切り札である「光・量子テクノロジー」の活用を目指すのが、このプロジェクトです。

科学技術イノベーションが拓く、デジタルトランスフォーメーション時代の新たな社会とビジネスのあり方を、すべてのビジネスパーソン・すべての日本人にお届けする1冊。

【目次】
はじめに
第1章 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の概要
第2章 SIP「光・量子を活用したSociety 5.0実現化技術」の概要
 【コラム】国際シンポジウムで明らかになったエコシステムの仕組み
第3章 研究開発拠点の研究成果と社会実装
 [インタビュー1:東京大学]
    レーザー加工CPS開発でパラダイムシフトを実現する
 [インタビュー2:浜松ホトニクス・宇都宮大学]
    レーザー加工を革新するデジタル光制御の開発
 [インタビュー3:京都大学]
    フォトニック結晶レーザーがもたらす業界のゲームチェンジ
 [インタビュー4:九州大学]
    九州半導体アイランド実現に向け量子コンピューティングシステム研究センター設立
 [インタビュー5:NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)]
    量子コンピュータ時代の量子セキュリティ技術開発の重要性
 [インタビュー6:早稲田大学・慶應義塾大学]
    Society 5.0を実現する量子コンピューティング
第4章 光・量子技術を社会に還元するCPSプラットフォーム
第5章 関係者座談会:SIPを成功に導くための新たなマネジメント手法について
おわりに──監修者から──

内容説明

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」は、科学技術イノベーションを実現するために2014年に創設された国家プロジェクト。社会的に不可欠で、日本の経済・産業競争力にとって重要な課題を選定し、産学官連携の下、基礎研究から実用化・事業化までの道筋を明確にして研究開発を推進する。本書では、2018年からスタートしたSIP第2期12課題の1つ「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」をわかりやすく解説する。

目次

第1章 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の概要(日本の国家プロジェクト「SIP」とは;SIPの狙い―新しい枠組みへの挑戦 ほか)
第2章 SIP「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」の概要(デジタルの力を駆使して人間中心の社会を実現する「Society5.0」;Society5.0での実現を目指す新たな価値の事例 ほか)
第3章 研究開発拠点の研究成果と社会実装(インタビュー1 東京大学―レーザー加工CPS開発でパラダイムシフトを実現する;インタビュー2 浜松ホトニクス・宇都宮大学―レーザー加工を革新するデジタル光制御の開発 ほか)
第4章 光・量子技術を社会に還元するCPSプラットフォーム(異なる世界の知識をつなげる;日本の大学・研究機関が「ダーウィンの海」を泳ぐ難しさ ほか)
第5章 関係者座談会 SIPを成功に導くための新たなマネジメント手法について(光・量子プログラム運営におけるプログラムディレクター(PD)の3点の工夫とは
政府による「量子未来社会ビジョン」の発表とショーケースとしての光・量子プログラムの取り組み ほか)

著者等紹介

尾木蔵人[オギクランド]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社国際アドバイザリー事業部副部長。1985年東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。ドイツ、オーストリア、ポーランド、UAE、英国に合わせて14年駐在。日系企業の海外進出支援に取り組み、2005年ポーランド日本経済委員会より表彰。日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)出向。2014年4月より現職。企業活力研究所ものづくり競争力研究会委員、日本経済調査協議会カーボンニュートラル委員会主査。経済産業省ものづくり分野における人工知能技術の活用に関する研究会副主査(2017~18年)。元ドイツ連邦共和国ザクセン州経済振興公社日本代表部代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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榊原 香織

60
量子コンピュータには量子暗号で対処できる。なるほど。 イノベーションギャップ、ダーウィンの海、を渡るために(研究を社会で実現する手助け機関)、ドイツにはフラウンホーファー、オランダTNO,台湾ITRL 2023/03/08

momogaga

36
光量子コンピューターに関心があり、手に取りました。「量子未来社会ビジョン」という日本の国家プロジェクトに関わるプログラム等の概要及び推進状況を学ぶことが出来ました。今後の社会への実装状況をウォッチしていきたいと思います。 2023/08/11

takao

2
ふむ2023/02/21

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2023年2月初版。書き下ろし。Society1.0 = 狩猟社会、Society2.0 = 農耕社会、Society3.0 = 工業社会、Society4.0 = 情報社会、Society5.0 = 新たな社会、というのだそうです。今現在の情報社会にも乗り遅れているのに、どうしよう😞💨2023/02/14

Humbaba

1
多くの人が思い描く未来は、何もしなくても自然と得られるものではない。その描かれた未来に対してどうやったら実現できるかの理論を検討し、実際にそれをハードに起こしたからこそ実現へと向かっていく。新しい社会を作るためには一人や一つのグループだけの力では不足であり、それぞれの専門家が自分たちの領域を進めつつ、互いに協力し合うからこそ実現への道が開かれる。2023/09/17

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