出版社内容情報
目前となった「人生100年時代」。人口構造の変化に社会がどう対応していくかはもちろん、個人のライフスタイルや人生設計の見直しも必要になっている。本書は「団塊ジュニア世代」にフォーカスし、人生100年時代に向かって生きる人々のライフデザインについて考察・提言している。人生100年のほぼ真ん中に位置する「団塊ジュニア世代」は、人口規模の大きな世代であると同時に、バブルもデフレも知っている世代だ。この世代の意識や行動を読み解くことは、来る「人生100年時代」にどう立ち向かい、いかに対応していくかを考えるきっかけになるだろう。
第一生命経済研究所では、1995年以来、生活関連の大規模調査を実施し、『ライフデザイン白書』として発刊してきた。今回は白書という位置づけにとどまらず、読み物として楽しめるよう構成している。「消費」「家族」「就労」「健康」「人生設計」といったさまざまな角度から今日の日本を分析し、考察を加えている本書。研究資料としてはもちろん、マーケットを動かしたいビジネスパーソンも必見の一冊だ。
内容説明
バブルもデフレも経験し、いま、人生の折り返し地点に立っている「団塊ジュニア世代」。彼らの生活志向をヒントにすれば、全世代の人が自分らしい生き方を見つけられる!5つの切り口から考える超高齢社会を生き抜くヒント。
目次
序章 なぜ今、「団塊ジュニア世代」なのか―「人生100年時代」を前に、今をどう生きているのか
第1章 団塊ジュニア世代からみる消費
第2章 団塊ジュニア世代からみる家族
第3章 団塊ジュニア世代からみる就労
第4章 団塊ジュニア世代からみる健康
第5章 団塊ジュニア世代からみる人生設計
終章 「人生100年時代」のライフデザイン―これからの消費・家族・就労・健康・人生設計を考える
著者等紹介
宮木由貴子[ミヤキユキコ]
株式会社第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部主席研究員。社会の変化や生活の多様化による消費スタイル・消費者意識の変化やコミュニケーションの課題などの研究に従事。一般社団法人日本ヒーブ協議会代表理事(2016・2017年度)
的場康子[マトバヤスコ]
株式会社第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部上席主任研究員。ワークライフバランス社会の実現に向け、子育てや介護等の家庭と仕事との両立支援策、特に事業所内保育施設や女性活躍推進のための働き方改革が主な研究テーマ
水野映子[ミズノエイコ]
株式会社第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部上席主任研究員。誰もが暮らしやすい・働きやすい社会を目指し、ユニバーサルデザイン、障害者の生活・就労、健康、介護などの分野の調査研究に従事
北村安樹子[キタムラアキコ]
株式会社第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部上席主任研究員。家族、ライフコース等に関する調査研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。