出版社内容情報
NPSの経営思想の核心を、トヨタ生産方式の現場を知悉した鈴村喜久男氏の発言や氏にまつわる豊富なエピソードをもとに蘇らせる。トヨタ生産方式を、いかなる業種にも応用できる経営哲学として、「互いの工場で自主研究会を開催し、切磋琢磨しながら進化・向上・発展を目指す」活動が始動。その活動を起点に誕生したのがNPS研究会である。
NPS研究会は運営母体として、株式会社エム・アイ・ピー(MIP)を設立。初代実践委員長として迎えられたのはトヨタ生産方式の現場に知悉する鈴村喜久雄氏(1927?1999)であった。
本書では、NPSの経営思想の核心を、鈴村喜久男氏の発言、氏にまつわる豊富なエピソードをもとに蘇らせる。
? 経営の要諦
? 本質を見よ
? 歴史に学ぶ
? 「人間尊重」という理念
? 製造業を極める
川崎 享[カワサキ アツシ]
川崎 享(カワサキ アツシ)
?エム・アイ・ピー代表取締役社長
昭和40(1965)年 東京都渋谷区生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業、ミシガン州立大学大学院史学修士課程修了(中国研究・国際関係史)。鈴村喜久男・NPS研究会初代実践委員長の鞄持ちを務めた後、電機メーカー及びコンサルティング会社等の役員を経て、平成20年4月?エム・アイ・ピー NPS推進室長、平成25年5月より同社・代表取締役社長。
著書『英国紳士vs. 日本武士』(創英社/三省堂書店、2014年)他。
共著『経営思想としてのNPS』(東洋経済新報社、2016年)。
内容説明
NPS研究会鈴村喜久男・初代実践委員長が教えてくれたこと。今よみがえる未来の製造業に託した熱いメッセージの数々。
目次
1 経営の要諦(「ゆうべのおかず」と「一週間前の晩御飯」;“知恵の虫” ほか)
2 本質を見よ(「自動化」と「自働化」;「コロンブスの卵」 ほか)
3 歴史に学ぶ(カルタゴという国;信長の発想―「製造技術」と「戦争の平準化」 ほか)
4 「人間尊重」という理念(「人間尊重」;「教育」と「訓練」 ほか)
5 製造業を極める(「消費完結型」生産方式;正宗の名刀 ほか)
著者等紹介
川崎享[カワサキアツシ]
昭和40(1965)年東京都渋谷区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、ミシガン州立大学大学院史学修士課程修了(中国研究・国際関係史)。鈴村喜久男・NPS研究会初代実践委員長の鞄持ちを務めた後、電機メーカー及びコンサルティング会社等の役員を経て、平成20年4月(株)エム・アイ・ピーNPS推進室長、平成25年5月より同社・代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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