出版社内容情報
労働需要・供給、失業と雇用問題等、人間という「財」を扱う労働経済学の基本を教えると同時に、国際化に伴う労働市場の構造変化をも見据えた新しいテキスト。
内容説明
本書は、従来の労働の需要と供給、すなわち労働者と企業の関係の分析にとどまらない。結婚・出産などのライフスタイルの変化、海外直接投資の激増や外国人労働者問題など国際間相互依存関係を視野に入れた雇用政策をも含んだ「新しい労働経済学」の展開をめざしたものである。
目次
1章 労働需要
2章 労働供給
3章 労働時間
4章 失業と雇用調整・賃金調整
5章 長期雇用と短期雇用
6章 労働特性と雇用慣行
7章 環境変化とライフサイクル
8章 賃金格差
9章 労働組合
10章 経済変動とマクロ政策
11章 今日の労働市場をめぐる論点整理