内容説明
本書は、経済人の環境NGO「環境を考える経済人の会21(B‐LIFE21)」が、二〇〇三年に千葉商科大学(CUC)で開設した環境寄附講座「地球環境時代の企業・人・政府」の講義を中心にまとめたものです。
目次
第1部 環境と人・社会(地球環境時代の人間像;環境倫理学と共栄の思想;自然と人間の調和を取り戻すために;江戸時代の循環構造;環境創造のための政策を目指す)
第2部 環境問題と経済・政府・NGO(温暖化対策と経済;エコハウスから考える環境問題;バイオマス社会に向けて;文化活動としての環境保護;宇宙技術と気候変動;「現場」の知見を政策に―革命的雨水プロジェクト)
第3部 環境問題と企業経営(企業の社会的責任への潮流;小売業として「変化の時代」に立ち向かう;環境と経済をどう両立させるか;「美しい経営」の条件;資源採掘から見る環境問題;真の環境立国に向けて)
著者等紹介
三橋規宏[ミツハシタダヒロ]
1940年生まれ。64年3月慶応義塾大学経済学部卒業、同年4月日本経済新聞社入社。経済部記者、ブリュッセル特派員、ロンドン支局長、日経ビジネス編集長、論説副主幹などを歴任。現在、千葉商科大学政策情報学部教授、全国地球温暖化防止活動推進センター議長(JCCCA)、国連大学ゼロエミッションフォーラム理事、(財)地球環境戦略研究機関(IGES)理事、中央環境審議会委員、環境を考える経済人の会21(B‐LIFE21)事務局長
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