出版社内容情報
PL(プロダクト・ライアビリティ)=製造物責任の問題は、日本企業の大きな課題。訴訟や実務に精通した専門家が、世界の主流である米国PLの実際とそれへの対応策を指摘する。
内容説明
日本企業が標的になる!PL(=製造物責任)実務の第一線で活躍する専門家が、国際常識化してきた厳しいアメリカの製造物責任制度の最新事情を解説。
目次
1 日本企業が製造物責任(PL)問題のターゲットに
2 高額化する賠償責任訴訟の内容とその変化
3 日本に厳しいアメリカの裁判環境
4 日本製「英文ドキュメンテーション」が危ない―急変しつつあるアメリカのPL(裁判)環境
5 製造物責任(PL)への企業内対応―PLリスクと製品安全活動
6 PL保険とキャプティブ
付録 アメリカの法的慣例がEC域内での賠償請求訴訟に与えるインパクト
資料 東京弁護士会消費者問題特別委員会の「製造物責任法試案」について