日本の水ビジネス

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日本の水ビジネス

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492761861
  • NDC分類 517
  • Cコード C3034

内容説明

世界市場で戦うために何が必要か。ウォーターバロンなど各国企業の動向や、日本企業の強み・弱みを分析し、とるべき戦略を示す。

目次

水ビジネスは今どうなっているのか?
第1部 日本の水ビジネス(海水淡水化ビジネス;膜ビジネス;上水道、下水道ビジネス;水売りビジネス;工場排水浄化ビジネス)
第2部 海外の水ビジネス(シンガポール、スペイン、韓国の国家戦略;ウォーターバロンの戦略)
第3部 日本の水ビジネスの今後(「チーム水 日本」;日本企業はどこを狙うべきか)
第4部 資料編(水ビジネス関係の参考資料)

著者等紹介

中村吉明[ナカムラヨシアキ]
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)研究開発推進部長。1987年早稲田大学大学院修了。同年通商産業省(現・経済産業省)入省。1996年スタンフォード大学大学院修了。2001年東京工業大学大学院経営工学専攻博士課程修了(博士(学術))。主な研究分野:産業政策、産業政策の政策効果分析、産学官連携、ナショナル・イノベーション・システムなど。経済産業省環境指導室長等を経て、2009年7月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiriya shinichiro

4
世界がこうなんで日本もこうしてみたら、という意味ではデータもちゃんと書いてあるし、いい本だと思うんだけど、どうもボンヤリしちゃってるなっていうのが……五十歳前後のお役人が書いた本かって思うと納得いくけど、つまり日本って、そんな包括的なことができるようになってないんじゃん……2017/12/12

もふ子

3
★★★☆☆かなりビジネス色が強いので、学生には難易度高めだった気が…。なので、理解度は半分くらい?一言に水ビジネスといっても、上水下水超純水といろいろある。また、浄化にも濾過と蒸留の2つがある。日本は膜ビジネスにおいては優勢だが、他はそうでもない。日本は他の国と比べると産官連携、つまり組織をまたいだ全体的なビジネスデザインが弱いのだとか。ほぉ。私は水科学を研究しているので、今後も水の需要が高いというのはモチベ上がった!2017/06/29

takao

1
ふむ2021/05/09

Xinobu

1
タイトル通り、水ビジネスについて概観できる。たくさんのデータや事例をあげているので納得感は高い。日本が海外でビジネスチャンスを得るためには、入札時からコンサルティングファームを活用して有利な条件に持っていくことが必要との指摘は面白かった。それだけにもう少し記述が欲しかったところでもある。2012/05/21

むっち

1
うーん 保守系の政治家を志す人が水産業育成政策のトータルな参考書として読まれているのしら……。世界の水メジャーの戦略もよくわかるし、上下水道の営業も、その戦略の中で民営化が企てられていることはよく分かる。確かに効率化にとって民営化は便利な手段なのでしょうが、人口減少地域での民間水道事業者が倒産する事態が現にアメリカで起こっているという問題点の言及は少ない。水メジャーの戦略の中で日本が以下に水産業を立ち上げていくのか。うかうかしてると国と一体で産業化を進めている国に負けるよと言うことでしょうが、外交としての2011/10/09

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