内容説明
有機野菜栽培の実験農場設立、厳格な衛生管理基準を導入した自前のセントラルキッチン・システム導入、オーガニック米使用の冷凍弁当の開発など、食ビジネスの安全を愚直に追求し続けた実践家による提言。
目次
第1部 品質追求企業を目指して(品質求道に活路;品質第一主義と食中毒とのジレンマ;有機主義宣言;弁当革命―「オーベントー」の提案;品質をブランドに高める)
第2部 品質時代の到来(食品の安全は守られるか;食糧危機への私論;食産業は生命維持産業;品質時代の食文化を考える)
著者等紹介
竹田正興[タケダマサオキ]
1940年新潟県生まれ。1963年一橋大学法学部卒業、日本国有鉄道入社。職員局労働課課長補佐、警察庁茨城県警出向、広島鉄道管理局総務部長、経理局主計課長などを経て、1987年日本食堂株式会社(現在の日本レストランエンタプライズ株式会社)に入社。1996年同社代表取締役社長に就任。2003年12月同社を退社し、国土交通省運輸審議会委員に就任
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