出版社内容情報
80年代は地球規模の構造的変化の時代だったが、日米の都市はどんな変化を遂げたか、住みよい都市づくりへの再生戦略とは何かを、現地調査を通して明らかにする。
内容説明
1980年代は、産業構造の歴史的な大転換を背景にして、地球的規模での構造的変化―グローバル・リストラクチャリングが進展した。本書は、この構造的変化の中で、日米の都市が、相互依存的に、どのようなインパクトを与え、どのような変化を引き起したのか具体的に明らかにし、住みよい都市づくりへの再生戦略を提言する。アメリカのニューヨーク、ピッツバーグ、デトロイト、ボストン、ロサンゼルス等、日本の東京、大阪、北九州、豊田、浜松等の実地調査に基づいた、日米の研究者による共同研究。
目次
第1部 グローバル・リストラクチャリングと都市(相互依存的リストラクチャリングと日米関係;リストラクチャリングとアメリカ大都市圏;日本経済のグローバリゼーションと都市;グローバリゼーションとリストラクチャリング;日米農業関係と都市環境政策)
第2部 都市再生戦略(「ファウンデーション・ファーム〈基盤企業群〉」と産業地区;鉄鋼都市=ピッツバーグの衰退と再生;郊外化と一極集中;リストラクチャリングと都市の郊外化;都市環境形成とハウジング・リンケージ;都市政策における効率性と公平性;都市再生戦略と政策主体)
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