出版社内容情報
世界の機関投資家が注目する環境投資を解説。環境分野の最先端のテクノロジー・ファンド・債券・規制・政策などがこれ一冊でわかる。
世界の機関投資家が注目する環境先進企業・金融商品はこれだ!
環境分野の最先端のテクノロジー・ファンド・債券・規制・政策がこれ一冊でわかる!
Investment Opportunities for a Low-Carbon World第2版の待望の翻訳です
責任投資やESG投資、PRI、CDPに関心のある機関投資家、CSR・IR担当者必読の書
本書の目的は、低炭素なグローバル経済へ移行する際に核心となる最先端の環境テクノロジーについて、主要な特色、リスク、また投資見通しを検討し、併せて世界を代表する専門家の見解を示すことにある。
本書は、全体を3部に分けている。第1部では、すでに確立している優れた低炭素技術とサービスを扱う。第2部では、投資家が利用できる投資技術や投資商品について検討する。第3部では、規制や政治的な見通し、また環境関連商品やサービスに既に資金を投じている機関投資家と代表的企業をケーススタディとして取り上げている。
(「はじめに」より)
序文
グリーンエコノミーへ転換するために
低炭素社会に向けた投資について 英国政府の見解
はじめに
環境市場クイズ
第1部 環境と低炭素テクノロジー
第1章 風力発電
第2章 太陽エネルギー市場 新たな局面へ
第3章 水力発電と海洋発電
第4章 地熱発電
第5章 バイオマス
第6章 水技術とインフラ
第7章 ヒートポンプ
第8章 持続可能な森林投資
第2部 投資アプローチ・投資商品と市場
第9章 環境テクノロジー関連企業のパフォーマンス測定
第10章 気候変動債券 投資の実例
第11章 炭素強度の測定とリスク
第3部 規制・奨励策、投資家と企業のケーススタディ
第12章 政策による規制 リスクとチャンス
第13章 低炭素社会について 投資ポートフォリオの見方
第14章 【投資家のケーススタディ】公的年金の投資に伴う論点
第15章 【投資家のケーススタディ】機関投資家の“クリーンテック”へのアプローチ
第16章 【投資家のケーススタディ】低炭素な投資と考慮すべき事柄
第17章 【企業のケーススタディ】自動車輸送の炭素化へのチャレンジ
第18章 【企業のケーススタディ】水の循環における海水淡水化の位置づけ
おわりに
訳者あとがき
【著者紹介】
ウィル オールトンファーストステート・インベストメンツ責任投資グローバル責任者
内容説明
環境分野の最先端のテクノロジー・ファンド・債券・規制・政策がこれ一冊でわかる。
目次
第1部 環境と低炭素テクノロジー(風力発電;太陽エネルギー市場新たな局面へ;水力発電と海洋発電 ほか)
第2部 投資アプローチ・投資商品と市場(環境テクノロジー関連企業のパフォーマンス測定;気候変動債券投資の実例;炭素強度の測定とリスク)
第3部 規制・奨励策、投資家と企業のケーススタディ(政策による規制リスクとチャンス;低炭素社会について投資ポートフォリオの見方;投資家のケーススタディ 公的年金基金の投資に伴う論点 ほか)
著者等紹介
オールトン,ウィル[オールトン,ウィル] [Oulton,Will]
1983年ウェールズ大学卒。動物学理学士。1997年ロンドン・ギルドホール大学院マーケティング課程修了。ロンドン・オプション取引所、ロンドン証券取引所、FTSEアメリカ社長、栄養イノベーションズ・アウォーズパネル会長、CRGアドバイザリー・グループCEO、FTSEグループ責任投資部門取締役としてFTSE4Good指数・ESGレーティング、環境市場指数、カーボン戦略指数などの開発に関わった後、マーサー・インベストメンツ欧州・中東・アフリカ責任投資責任者。現在はファーストステート・インベストメンツ責任投資グローバル責任者、ノッティンガム大学ビジネススクール名誉准教授、UKSIF理事、EUROSIF副理事長
荒井勝[アライマサル]
1972年慶應義塾大学商学部卒。同年大和証券入社。1976年カイロ・アメリカン大学アラビア研究センター修了。大和ANZインターナショナル(オーストラリア)社長、大和証券投資信託委託取締役兼専務執行役員・運用本部長を経て、現在は社会的責任投資フォーラム(JSIF)会長、FTSE4Good政策委員会メンバー・基準小委員会メンバー、CDP Japanアドバイザリー・グループ委員、エコステージ協会第三者評価委員。フランス、エジプト、サウジアラビア、オーストラリア、香港に計16年駐在。責任投資に10年以上関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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