内容説明
本書は、株式投資の銘柄選択に必要な会計知識をコンパクトに解説し、読者の皆さんが『会社四季報』の数字を読みこなせるようになることが狙いです。会計の知識はすべての会社に共通ですから、いったん身に付けておけば、ずっと使えます。会計知識を武器に、収益力のある会社、儲かる株をぜひ見つけてください。
目次
序章 株式投資と会計
第1章 「業績欄」の読みこなし方―基本編
第2章 「業績欄」の読みこなし方―新会計基準への対応
第3章 「キャッシュフロー欄」の読みこなし方
第4章 「財務欄」の読みこなし方
第5章 「各種指標」の読みこなし方
第6章 「資本異動」の読みこなし方
第7章 危ない会社の見分け方
第8章 IFRS(国際会計基準)の概要
著者等紹介
井口秀昭[イグチヒデアキ]
公認会計士。1956年長野県生まれ。1980年東京大学経済学部卒業。農林中央金庫、八十二銀行に勤務。在職中に税理士試験、不動産鑑定士2次試験、公認会計士試験に合格。2005年よりタクトコンサルティングに所属。『週刊東洋経済』などに会計に関する論文を多数寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうせいパパ
29
株式投資対策としても、会計知識を身につける上でも、かなり勉強になった。財務諸表はある程度読めるが、さらに細かい部分まで理解できれば、もっと楽しめそうだ。しかし、やはり税効果会計は取っ付きにくくて苦手だ…。2014/12/30
こまっちゃん
7
会計が分からないと分からない〜2019/02/27
tinou
1
國定さんの財務3表一体理解法を読んでから読むとすごくわかりやすかった。初心者向きではないので、また時間を空けて再読必要。2015/05/17
二階堂聖
1
いわゆる『四季報』の読み方を学ぶにしては不向き。 あくまで会計入門の方に力が入っているものとして、読んでいくとためになる印象。2014/04/27
田中
0
財務諸表と簿記一級を勉強してから読むとわかる。入門と書いてあるが、背景知識ないと、そうなんかなー程度の理解にしかならずみにならない。株始める前に読んだ本再読2015/05/08