内容説明
「持たない」で低リスク、自由度、柔軟性を実現するゼロ年代の「自宅を買わない生き方」。
目次
目を覚ませ!自宅はまったくペイしない
サラリーマンが自宅を持つリスク1 自分ではどうしようもないリスク
サラリーマンが自宅を持つリスク2 買って気がつく見えない費用
サラリーマンが自宅を持つリスク3 自宅は機会損失を生む
サラリーマンが自宅を持つリスク4 収入の拡大が制限される
サラリーマンが自宅を持つリスク5 資本の活用を考えると「失格」
あなたの人生は誰が描いた人生なのか?
「持たない」で低リスク、自由度、柔軟性を実現する自宅を買わない生き方
自宅は買うな!自宅は賃貸で十分じゃないか!?
自宅は買うな!不動産投資がサラリーマンが自宅を持つリスクを解消する
もし自宅を買うならライフサイクルを考慮して手に入れよう
著者等紹介
石川貴康[イシカワタカヤス]
茨城県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、独立。本業は企業改革のコンサルタントで、不動産投資家としての顔も持つ。現在8棟のマンション・アパートを個人で、2戸のワンルームを法人で、2棟のアパートを家族で持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
32
確かに家を持つというのは非常にリスキーな行為だと思った。2012/07/01
mazda
23
自分が住むための家を買うべきではない、という著者の意見ですが、これはその通りだと感じます。不動産はもはや負動産と言われて久しいですが、少子高齢化と空き家増加で資産価値は一部の地域を除いてないに等しいと思います。どうせ持つなら不動産投資、という流れですが、これもその通りでしょう。ただ、投資物件を持つということは、地震、火災等の災害や、空室リスク、住人トラブルなどを抱えることでもあるので、そこに耐えられるかどうかでしょうか。2017/08/23
sas
8
賃貸とマイホームはどちらが得か。悩んでいる人には非常に役立つ本。何も考えずにマイホームを買った人は後悔するだろう。 本には書かれていないが、マイホームには更に大地震によるリスクもある。 ただし、著者の勧める不動産投資までは、鵜呑みにはできない。2013/01/20
ロピケ
7
結構、衝撃的なタイトルなのでギョッとするけれど、この不安定な状況で自宅にお金をつぎ込む危険性を真っ当に伝えていると思います。ただ、不動産投資は余程、肝の太い人でないと無理そうだし、自宅同様、不動産投資用に買った物件にもリスクはあるだろう。改めて、自分は何のために家が欲しいのか考えたが、薪ストーブぐらいしか思いつかない。こんな理由で自宅を持とうなんて、馬鹿馬鹿しいにも程がある。薪ストーブ付きの賃貸物件、無いかなあ。2011/04/08
M
6
最終的に、自身の本業である不動産投資を推奨する本。個人的には非常に不誠実な印象。 賃貸との比較も、これからもずっとセーフティーネットが継続する前提だったり、今後35年の家賃や貨幣価値に関する変動を全く考慮せず、「自宅を買わない」ための裏付けに終始するのは、公平ではないと感じる。残念。2012/04/07
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