出版社内容情報
金融自由化進む損保会社のシェアの固定化、護送船団行政、過少な契約者支払率。自由化・国際化の波にさらされ、多くの問題をかかえて転機に直面する現状を徹底分析。
内容説明
本書は講義内容に規制緩和、金融の自由化・国際化の視点と1992年の保険審議会答申を踏まえ、また業務関係・国際関係・営業関係の実務諸経験をベースにして、資料に基づき損害保険の諸事象を分析したものである。
目次
序章 日本の損害保険会社
第1章 損害保険産業の現状
第2章 金融機関としての損害保険事業
第3章 市場構造の分析
第4章 市場の特徴
第5章 損害保険を支える枠組み
第6章 集中の実態と企業格差
第7章 損害保険の国際化