内容説明
2000年4月に実行された日経平均の30銘柄入れ替えは、慎重な考慮とタイミングを伴ったものではなかったがゆえに、日経平均の株価指数としての連続性は失われることとなった。本書では、銘柄入れ替えが引き起こした問題を明らかにするとともに、日経平均、TOPIX(東証株価指数)、ニューヨーク・ダウ平均(DJIA)など代表的な株価指数を例として基本理論を学ぶ。
目次
序章 注目を集める株価指数
第1章 ダウ式平均株価:その性質と問題点
第2章 日経平均の銘柄入れ替え:2000年4月
第3章 時価総額方式指数:その特徴と問題点
第4章 株価指数の基礎
第5章 株価指数の役割の多様化と対応
第6章 日経平均株価銘柄入れ替えの実証分析
終章 よりより株価指数のために
付録 世界の株価指数
著者等紹介
宮川公男[ミヤカワタダオ]
1931年埼玉県に生まれる。1953年一橋大学経済学部卒業。1958年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、麗沢大学国際経済学部教授、一橋大学名誉教授。財団法人統計研究会理事長。商学博士
花枝英樹[ハナエダヒデキ]
1947年東京都に生まれる。1970年一橋大学商学部卒業。1976年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 原子力年鑑 〈2012〉