出版社内容情報
消費増税は悪ではない!
「貯蓄ゼロでも不安ゼロの社会」は実現できる
慶大人気教授による白熱討論を書籍化!
【主な内容】
・「勤労国家」日本 ~行き過ぎた「自己責任社会」の形成
・「働かざる者食うべからず」の本当の意味
・90年代に大転換した日本社会 ~家族、会社、地域という共同体の喪失
・「成長」から「分配」に方向転換した安倍政権
・国民が優先すべきは「経済成長」よりも「将来不安の解消」
・2040年の社会保障給付は190兆円 ~ビビり過ぎのメディアと国民
・「頼りあえる社会」を実現するために、いくら必要なのか
・増税を「悪」と捉える左派・リベラルの限界
・なぜ消費増税が正しいのか ~所得税、法人税、相続税を上げても数千億円
内容説明
消費増税は悪ではない。「革命を語らない革命家」と評された、気鋭の財政学者による白熱討論を書籍化!
目次
第1講 勤労作家・日本―「働かざる者食うべからず」の自己責任社会(「友だち」との対話という試み;まずしくなるのに働く女性 ほか)
第2講 僕たちの社会は変わってしまった―大転換する日本経済(なぜ日本経済はくすぶりつづけたのか;日本経済はなぜ衰退したのか ほか)
第3講 「頼りあえる社会」は実現できる―ちょっといい未来を想像してみる(金持ちすら不安になる社会;なぜ新自由主義は支持されたのか ほか)
第4講 「経済の時代」から「プラットフォームの世紀」へ(危機の時代に何が起きるのか;福祉国家の両極にある国ぐにのできごと ほか)
著者等紹介
井手英策[イデエイサク]
1972年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。著書多数。2015年度大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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