いまこそ税と社会保障の話をしよう!

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電書あり

いまこそ税と社会保障の話をしよう!

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 22時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492701515
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報

消費増税は悪ではない!
「貯蓄ゼロでも不安ゼロの社会」は実現できる
慶大人気教授による白熱討論を書籍化! 
 
【主な内容】

・「勤労国家」日本 ~行き過ぎた「自己責任社会」の形成
・「働かざる者食うべからず」の本当の意味
・90年代に大転換した日本社会 ~家族、会社、地域という共同体の喪失
・「成長」から「分配」に方向転換した安倍政権
・国民が優先すべきは「経済成長」よりも「将来不安の解消」
・2040年の社会保障給付は190兆円 ~ビビり過ぎのメディアと国民
・「頼りあえる社会」を実現するために、いくら必要なのか
・増税を「悪」と捉える左派・リベラルの限界
・なぜ消費増税が正しいのか ~所得税、法人税、相続税を上げても数千億円

内容説明

消費増税は悪ではない。「革命を語らない革命家」と評された、気鋭の財政学者による白熱討論を書籍化!

目次

第1講 勤労作家・日本―「働かざる者食うべからず」の自己責任社会(「友だち」との対話という試み;まずしくなるのに働く女性 ほか)
第2講 僕たちの社会は変わってしまった―大転換する日本経済(なぜ日本経済はくすぶりつづけたのか;日本経済はなぜ衰退したのか ほか)
第3講 「頼りあえる社会」は実現できる―ちょっといい未来を想像してみる(金持ちすら不安になる社会;なぜ新自由主義は支持されたのか ほか)
第4講 「経済の時代」から「プラットフォームの世紀」へ(危機の時代に何が起きるのか;福祉国家の両極にある国ぐにのできごと ほか)

著者等紹介

井手英策[イデエイサク]
1972年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。著書多数。2015年度大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

67
日本人は増税を嫌がります。これは本当に税金が無駄遣いされないのかという政治への不信でもあります。しかし、社会保障の中には国民皆保険のようにとても役立っているものもあります。税金がみんなが幸せになるために公平に使われるなら不平はでないでしょう。社会保障制度の中には所得制限があり一部の人しか得をしない制度もあります。この制限を無くすのが取るべき道です。高所得の人は所得税も多く払い、消費もたくさんして税を払っているのですから恩恵はみんな等しくするのです。こうすることで税が生き、生活への不安が減ると思われます。2020/07/03

レモン

36
以前読んだ著者の本と内容はほぼ同じだったので、軽く読み流し。消費増税によって財源を確保し、ベーシック・インカムではなくベーシック・サービスとして再分配を訴えておられる。政府への不信をどう解消するかがネックだと思う。中立的第三者機関を作っても、今度はその機関が信じられるのかという議論になりそう。著者の主張が正しいかどうかはわからないが、今より少しでもマシになればいいなぁと思うだけなのは無責任になるのだろうか。2023/11/25

Francis

15
財政学者井手英策さんが4回に分けての討論をまとめたもの。井手さんのこれまでの主張がわかりやすくまとめられている。第1講の「勤労国家」の考え方は日本でどうしてここまで自己責任という考えが蔓延し、社会民主主義が根付かず、税などの公的負担による社会的サービスの充実が行われなかったのかがよく分かる。人口減少、低成長経済などこれから「危機の時代」を迎える日本をどう変えていくのか、井手さんが読者に示す処方箋は多くの人に希望を与えてくれるはず。2020/02/02

Sakie

10
小川淳也の応援演説での熱量の高さが印象的だったのだ。税金は「くらしの会費」。ちゃんと使って、運悪く落とし穴に落ちた人を助けるのではなく、落とし穴自体を塞ごうと、皆に優しい社会保障と税制の在りかたを語っている。やはり熱い。むしろ動画で観たい。今の社会の仕組みはとても複雑で、一つの法制上の決めごとが何を意味し、どのような変化を波及するのか、私にはわかりづらい。今回、国家財政や統計の数字を基にした、しかし個人感覚も決して忘れない講義で、たくさんのことに気づけた。まさに"いまこそ"の論。すっかりファンになった。2021/01/30

パット長月

8
著者の本は初めてだが、暑苦しい本である。最初何を言ってるのか違和感があったが、よくよくよく?考えると、著者の言っていることは恐らく正しい。助けられることの苦しさを説き、助ける必要のない社会を創るベーシックサービスの発想とそれを担保するために必要な増税というマクロ的な話も納得できる。しかし具体的に実現する社会とそのために必要な活動の話になると、著者の弁が熱を帯びるほど、福祉くさい暑苦しさのようなものを感じ、私のような不真面目な人間は引き気味になってしまった。2020/05/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14783993
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。