日本の財政と社会保障―給付と負担の将来ビジョン

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日本の財政と社会保障―給付と負担の将来ビジョン

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492701508
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

【本書のポイント】
「中福祉・低負担」から「中福祉・中負担」への財政・社会保障改革は実現可能なのか?
日本の財政のマクロ・データに加えて、「国民生活意識調査」(厚生労働省、統計法第33条にもとづく申請による)の個票データ、著者独自の「税・社会保障についての意識調査」などのマイクロ・データを取り入れて分析が行われていることにある。
すなわち、日本における財政政策の影響や社会保障の持続可能性について、マクロからミクロを包含して、財政・社会保障政策から納税者・受給者の意識に至るまで踏み込んで分析し、具体的に実現可能な道筋を問うたことに本書の最大の成果がある。

日本の財政は、長引く低成長とデフレの後遺症とも言うべき政府債務残高の塊と格闘している。
なぜ日本の財政は最悪の状態になったのだろうか。経済成長によって財政は健全化するのだろうか。給付の重点化や税・社会保険料の引き上げの議論では納税者の視点はどう扱われるべきなのだろうか。少子高齢化、家族及び労働市場の変容を踏まえた社会保障の将来像とは何だろうか。こうした問に答えるべく、日本財政の診断と処方箋を提示することが本書の目的である。
本書では分析に際して、日本の財政に関するマクロ・データだけでなく、「国民生活基礎調査」(厚生労働省)の個票データ、および著者独自の「税・社会保障についての意識調査」などのマイクロ・データまで取り入れた。これによって、納税者の深層心理や税・社会保険料負担の実態が判明した。
この分析に基づき本書では、財政と社会保障の課題に対して、具体的に実現可能な改革のための将来ビジョンと道筋・時間軸の提言を行っている。

内容説明

「中福祉・低負担」から「中福祉・中負担」への財政・社会保障改革は実現可能なのか?日本の財政のマクロ・データに加えて、「国民生活基礎調査」(厚生労働省)の個票データ、筆者独自の「税・社会保障についての意識調査」などのマイクロ・データを分析。納税者の深層心理や税・社会保険料負担の実態に基づいた、日本の財政と社会保障の改革のための将来ビジョンと道筋・時間軸を提言する。

目次

第1章 財政問題とは何か
第2章 財政・社会保障改革の軌跡
第3章 消費税増税と日本経済
第4章 幻の財政構造改革
第5章 中福祉・低負担の深層
第6章 社会保障制度の新設計
第7章 税制改革の全体構想
第8章 政府債務の持続可能性
第9章 国債と長期金利
第10章 欧米における財政改革

著者等紹介

持田信樹[モチダノブキ]
1953年生まれ。1977年東京大学経済学部卒業、1982年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得、経済学博士(東京大学)。現在、東京大学大学院経済学研究科教授、経済学研究科長・経済学部長。この間、会計検査院特別研究官、世界銀行および国連人間居住計画コンサルタント、総務省地方財政審議会特別委員、財務省財務総合政策研究所平成財政史執筆委員、内閣府政策コメンテーター等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小粥

0
近年の社会保障改革の政治的な動きがわかる良書。「社会保障と税の一体改革」の伏流が、今まさに現れようとしてる。2023/08/05

てっき

0
門外漢だが、知識をつけようとチャレンジしてみた。正直経済学、殊財政学の知識はないので、本文中の計算式や理論などは逐次調べながら進めるしかなく、斜め読みだったのは事実。 とはいえ、論理構成は明確であり、我が国の財政健全化を図るうえで障壁となる社会保障の現状とその打開策の一案については、なんとなく理解できるものであった。 その理論の是非については、知識の不足故論じることはできないが、今の財務省や政府が進めようとしてる方向に関する論理的基盤を垣間見えたとおもうので、その点は非常に有効だった。2020/05/19

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