出版社内容情報
ASEAN進出時に留意すべき社会保険実務を解説。日本で本人と家族が行う手続き、現地雇用者に関して行う手続きの必須情報を集約。
ASEANに進出し工場や事務所を開設するときの社会保険実務を解説。
○日本から派遣した日本人従業員およびその家族の社会保険の適用・給付はどうなるのか
○現地で採用した雇用者に対する現地労働法制はどうなっているか
○日本の社会保障にあたる医療保険・年金制度の適用や給付水準、さらに企業・雇用者の社会保険料はどのくらいか
……………
海外進出を考える企業・事業主、相談相手となる社会保険労務士の必携
以下、「はしがき」より
日本企業の海外進出は今やアセアン諸国に向かっている。大企業は自力で情報収集しリスク分析を行い海外進出を行っている。中堅企業の事業主は海外進出に伴うリスクがどのような、また、どの程度あるかを調査する手段はもちろん、その十分な人材・経費も持たない。海外に工場や事務所を開設するときのリスクとは何か、例えば、
○日本から派遣した日本人従業員およびその家族の社会保険の適用・給付はどうなるのか
○現地で採用した雇用者に対する現地労働法制はどうなっているか
○日本の社会保障にあたる医療保険・年金制度の適用や給付水準、さらに企業・雇用者の社会保険料はどのくらいか
などである。海外進出を考える企業・事業主は進出による賃金以外の企業負担がどの程度になるか、その情報を求めている。
本書は、これから海外進出する企業・事業主とその相談相手となる社会保険労務士の助けになればと考え最小限の情報をまとめた冊子である。
第1部 ASEAN諸国の概要
第1章 ASEANの成り立ち
第2章 ASEANの現状と将来
第3章 ASEAN諸国と日本
第2部 ASEAN諸国への赴任時の手続き
第4章 海外赴任時の社会保険・労働保険の取り扱いと手続き
資料1 海外赴任時の業務査証(Visa)の取得
資料2 ASEAN各国における日本国大使館・公館
第3部 ASEAN諸国の労働保険・社会保険
3-1 インドネシア共和国
3-2 フィリピン共和国
3-3 ベトナム社会主義共和国
3-4 タイ王国
3-5 ミャンマー連邦共和国
3-6 マレーシア
3-7 カンボジア王国
3-8 ラオス人民民主共和国
3-9 シンガポール共和国
3-10 ブルネイ・ダルサラーム国
【著者紹介】
坪野 剛司(ツボノ ツヨシ)
年金綜合研究所理事長
1960年横浜市立大学文理学部卒業、同年厚生省入省。1982年社会保険庁総務課数理調査室長、1985年年金局数理課長、1991年総理府社会保障制度審議会事務局年金数理官、1994年内閣官房内政審議室内閣審議官、1996年厚生年金基金連合会常務理事などを歴任。2001年より全労済参与(共済経理人)、公益社団法人日本年金数理人会顧問。2004年より東京工業大学大学院非常勤講師。2005年早稲田大学大学院客員教授。2012年より名古屋大学大学院非常勤講師。2012年10月より一般社団法人年金綜合研究所理事長。
内容説明
ASEANに進出し工場や事務所を開設するときの社会保険実務を解説。海外進出を考える「企業・事業主」、その相談相手となる「社会保険労務士」の必携書。
目次
第1部 ASEAN諸国の概要(ASEANの成り立ち;ASEANの現状と将来;ASEAN諸国と日本)
第2部 ASEAN諸国への赴任時の手続き(海外赴任時の社会保険・労働保険の取り扱いと手続き)
第3部 ASEAN諸国の労働保険・社会保険(インドネシア共和国;フィリピン共和国;ベトナム社会主義共和国;タイ王国;ミャンマー連邦共和国;マレーシア;カンボジア王国;ラオス人民民主共和国;シンガポール共和国;ブルネイ・ダルサラーム国)
著者等紹介
坪野剛司[ツボノツヨシ]
1960年横浜市立大学文理学部卒業、同年厚生省入省。1982年社会保険庁総務課数理調査室長、1985年年金局数理課長、1991年総理府社会保障制度審議会事務局年金数理官、1994年内閣官房内政審議室内閣審議官、1996年厚生年金基金連合会常務理事などを歴任。2001年より全労済参与(共済計理人)、公益社団法人日本年金数理人会顧問。2004年より東京工業大学大学院非常勤講師。2005年早稲田大学大学院客員教授。2012年より名古屋大学大学院非常勤講師。2012年10月より一般社団法人年金綜合研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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