年金の誤解―無責任な年金批判を斬る

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492701072
  • NDC分類 364.6
  • Cコード C3033

内容説明

10の「誤解・妄説」を徹底論破し、あるべき姿を示す。二〇〇四年改革の意義をも積極的に評価。

目次

第1章 すでに年金財政は破綻しているのか?―誤解1
第2章 将来年金制度は崩壊するのか?―誤解2
第3章 年金制度に加入するのは損か?―誤解3
第4章 若い世代は高齢世代と比べて損か?―誤解4
第5章 専業主婦は本当に得なのか?―誤解5
第6章 六〇〇兆円の「債務超過」は本当か?―誤解6
第7章 「債務超過」を年金目的消費税で償還すべきか?―誤解7
第8章 基礎年金を税方式化すべきか―誤解8
第9章 年金制度は一元化すべきか?―誤解9
第10章 スウェーデン型の年金制度に移行すべきか?―誤解10

著者等紹介

堀勝洋[ホリカツヒロ]
1944年生まれる。1967年東京大学法学部卒業。厚生省(現厚生労働省)入省。1980年社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)主任研究員。その後、調査部長、研究部長。1994年上智大学法学部教授。2001年厚生労働省社会保障審議会委員(年金部会委員)。著書に『福祉改革の戦略的課題』(中央法規出版、1987年、吉村賞受賞)、『年金制度の再構築』(東洋経済新報社、1997年、第21回労働関係図書優秀賞受賞)、『社会保障法総論(第2版)』(東京大学出版会、2004年、初版は冲永賞受賞)など
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感想・レビュー

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nabebe

3
2004年改正のことが詳しく書いてあって勉強になったけど、高山氏の年金財政が「600兆円の債務超過」の話への反論がわかりにくかった。現在は賦課方式なのに積み立て方式を前提にした論調?う~ん、謎である。生活保護と年金の対比が面白い。前者はミーンズテストなどで所得・資産の厳しい制限が必要、後者は社会保険料を払ったものには特に制限なく支払われる。2020/06/10

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