出版社内容情報
年金基金の資産運用がグローバルに拡がるなかで、資産運用方針はいかにあるべきか。運用機関、金融機関、金融商品、運用管理、リスク管理などを網羅的に解説するとともに指針を提示。
内容説明
厚生年金基金の資産運用環境が激変している。5:3:3:2規制の撤廃をはじめとする規制緩和の流れ、金融大改革(日本版ビッグバン)の進展がもたらすメリットをいかに享受し、また、機関投資家としてその改革の流れを推進し運用の効率化を図るかが、厚生年金基金にとっての大きな課題となっている。本書は、「運用自由化」時代の本格的な到来に向けて、運用機関の変革、金融資本市場の改革、金融商品・サービスの多様化、運用管理体制の整備などの課題を多角的に分析し基金の資産運用の将来ビジョンを明らかにするものである。
目次
資産運用研究会報告書 運用自由化時代の年金基金の資産運用(基金の資産運用をめぐる環境の変化;運用機関の専門・分化とその対応;金融資本市場の改革と基金として求められる対応;金融商品・サービスの多様化の進展と課題 ほか)