出版社内容情報
保険政策・保険行政から、医療保険、年金保険、簡易保険、協同組合保険等の多岐にわたり、“自由と平等”という新たな視点から保険理論を分析し、「保険本質論」を展開する。
内容説明
本書では、近代市民社会の成立以来、自由とともに重視され、とりわけ今世紀後半にいたり、その具体的次元における重要性が一段と強く認識されるようになった平等の意義を再検討し、自由と平等を対比しつつ、多くの保険の中から現代的にして特異な構造と機能を有する保険を研究の対象として選び、保険をめぐる経済的自由の実現状況を考察し、現代保険の本質を解明した。
目次
第1章 自由社会における保険の本質
第2章 自由社会における保険学の課題
第3章 保険をめぐる自由と平等
第4章 公的保険をめぐる自由と平等
第5章 医療保険をめぐる自由と平等
第6章 年金保険をめぐる自由と平等
第7章 企業年金保険をめぐる自由と平等
第8章 簡易生命保険をめぐる自由と平等
第9章 協同組合保険をめぐる自由と平等
第10章 自由社会における相互扶助と保険
第11章 自由社会における企業責任と保険
第12章 自由社会における保険政策と保険経営
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