決済インフラ入門―ビットコイン、フィンテックから日銀ネット、外為決済リスクまで

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492681411
  • NDC分類 338
  • Cコード C3033

出版社内容情報

新日銀ネットから電子マネー、フィンテックまで、最新のトピックや基礎的知識を取り上げ、決済に関するキーワードを網羅した一冊。

フィンテック、電子マネー、ビットコイン、仮想通貨、プレミアム商品券、クレジットカード、デビットカード、コンビニ払い、決済サービス代行会社、小規模小売店インフラ、決済システム、日銀ネット、外為円決済、全銀システム、手形交換、電子債権、24時間決済、ATM、SWIFT、CLS、外為決済、証券決済、米国決済、FedWire、欧州決済、ユーロクリア、アジア決済、人民元決済(国際化)、決済銀行、取引所決済、証拠金取引(FX)、決済リスク、リーマンショック、量的金融緩和と決済、アジア債券市場、金融インフラ……、
決済に関する基礎がこの一冊にすべて網羅。どの本よりもわかりやすく「決済の全体像」が理解できる書。


本書では、国内・海外の金融機関(銀行)間における資金そして証券の「決済システム」に加え、リテール部門の電子マネー、クレジットカード、新しい仮想通貨なども含めた「決済スキーム(仕組み)」などを全体として「決済インフラ」と再定義し、金融商品ごとに説明の上、まとめて、この1冊で「決済」全般の入門書とした。本書は実務書でもあり、また教科書・研究書でもあるが、いくつかの特徴を持つ。まずは「最新の情報」をなるべく入れた。また、知識を「俯瞰」するようにし、筆者の実務・研究経験から判断した重要な情報や、変わらない大事な知識に絞った。つまり「ここからスタートする書籍」でありたいと考えたのである。(「はじめに」より抜粋)

第1章 決済の構成      
第2章 決済と決済インフラ  
第3章 現金系決済      
第4章 口座振替系決済    
第5章 銀行間決済
第6章 海外系決済
第7章 証券系決済
第8章 決済リスク
第9章 決済を巡る流れ

【著者紹介】
宿輪 純一(シュクワ ジュンイチ)
帝京大学経済学部教授
帝京大学経済学部教授・慶應義塾大学経済学部非常勤講師・博士(経済学)。1963年生まれ。麻布高校・慶應義塾大学経済学部卒。87年富士銀行。98年三和銀行に転職。06年合併で三菱東京UFJ銀行(企画部経済調査室等)。15年現職。03年から兼務で東大大学院、早大、慶大等で非常勤講師。財務省・金融庁・経産省・外務省、全銀協等の委員会参加。主な著書に『通貨経済学入門(第2版)』(日本経済新聞社)、『金融が支える日本経済』、『円安vs.円高(新版)』(共著:東洋経済新報社)などがある。

内容説明

変わりゆく“決済”を知るための実務者必読の書。どの本よりもやさしく“決済の全体像”が理解できる一冊。

目次

第1章 決済の構成
第2章 決済と決済インフラ
第3章 現金系決済
第4章 口座振替系決済
第5章 銀行間決済
第6章 海外系決済
第7章 証券系決済
第8章 決済リスク
第9章 決済を巡る流れ

著者等紹介

宿輪純一[シュクワジュンイチ]
帝京大学経済学部教授・慶應義塾大学経済学部非常勤講師・博士(経済学)。1963年生まれ。麻布高校・慶應義塾大学経済学部卒。87年富士銀行。98年三和銀行に転職。06年合併で三菱東京UFJ銀行(企画部経済調査室等)。15年現職。03年から兼務で東大大学院、早大、慶大等で非常勤講師。財務省・金融庁・経産省・外務省、全銀協等の委員会参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

80
決済システム関連の第一人者による最近の状況を踏まえた決済システムのインフラ入門書です。私は大分期待して購入したのですが若干期待外れでした。総花的で本当に知らない初心者にはいいのかもしれませんが若干知っている人間にとっては、値段を高くしてもいいのでビットコインなどをはじめとして決済業務の高度化といわれていることなど詳しく記述してほしいと感じました。2015/12/28

人工知能

2
ざっくり掴むにはよかった。特にブロックチェーンに見られるようにシステムは分散していく傾向にあると思ってたのだけど、三菱がAWSを使うように寧ろ集中化してきているというのは意外だった。例でもいいから例えばクレジットカードの決済の仕組みはこう、みたいな図が各所にあればもっと良くなると思った。2018/10/04

とりもり

2
共著だが、同著者による「決済システムのすべて」をコンパクトにしたような内容。個々の説明はやや薄いが、これだけの内容をまとめた書として相応の価値あり。もう少し、具体的な流通金額およびそれに伴う手数料など、数字面が充実しているともっと良かったが、入門書たる本書にそこまで求めるのはちょっと酷かな。但し、あおぞら銀行の前身が商工中金とあったり、意味不明な間違いがあるのはなんとかして欲しい。全体的には良書。★★★★☆2016/02/08

まゆ

1
富士銀行から三菱UFJ銀行に行って大学の先生になった決済のプロが書いた本。ブロックチェーンも分かりやすく解説してるというから読んだけど、題名通り決済について網羅的に書いた教科書だった。まあこんな本もたまにはいいかな。2018/05/15

sucksuckhello

1
決済システムの概観は掴める。2018/03/09

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