目次
第１章 ジーメンスは道を示す―産業の時代への黄金の歩み
第２章 首席外交官―アプスの時代の始まり
第３章 価値のあるものは大切に―産業に対する資本参加―信頼できる戦略の基礎
第４章 幸運の女神の輝きの中で―金と独創性の幸福な結び付き
第５章 ヘルハウゼンの内閣―ドイツ経済の操作盤
第６章 監査役の魔術―ドイツ銀行と４００の監査役会ポスト
第７章 秘めやかな権力―穏やかな権力の儀式
第８章 エリート意識の従兄弟―ジーメンスとドイツ銀行の場合
第９章 「最高のマシーン」と君主―最高の「第２レベルの経済陣」に幸いあれ
第１０章 蜘蛛の巣―錯綜と縺れ合い―どこも空いているところはない
第１１章 揺りかごから墓場まで―ドイツ銀行の家族的な絆
第１２章 対抗するもののない権力―自己をコントロールするドイツ銀行取締役
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
35
ドイツにおけるというよりも世界でもドイツ銀行というのはトップ銀行であると思います。アメリカの銀行はどちらかというと投資銀行的なものがメインであって日本の銀行のようなものは数行であると思います。この本ではかなり資料は古いのですが、ドイツにおける立ち位置は変わっていません。この中にも書かれているヘルハウゼンという指導者が赤軍派によって殺されなければもっと大きな銀行になっていたのではないかと思います。2015/04/25
