なぜ、日本人の金融行動がこれから大きく変わるのか?―NRI生活者1万人アンケートでわかった!

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なぜ、日本人の金融行動がこれから大きく変わるのか?―NRI生活者1万人アンケートでわかった!

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492654699
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

相続市場は年47兆円!ネット口座数は1200万超!NRI1万人アンケートが初めて明らかにする激変する日本人の金融行動。

野村総合研究所が実施するNRI生活者1万人アンケートで判明した、
日本人の金融行動のすべて。

・拡大する相続マーケットは何と年間47兆円市場。
・地方の親の都心の子どもへの相続効果は、毎年丸ごと一行、地銀が首都圏に移転するレベル。
・ネットバンク利用者数は既に1800万人超。3年間で倍増。
・個人金融資産1600兆円の6割はシニア層が持っている
・住宅ローンの新規貸出額は年間20兆円超で、5割は30代男性が利用している。
などなど、データが初めて明らかにする激変する日本人の金融行動。

これから狙い目の有望セグメントはこれだ!
?@デジタルなシニア(成長セグメント)
 年間70万人増加し、金融ポテンシャルはアナログなシニアの約2倍!
?Aおひとりさま女性(成長セグメント)
 2020年には1600万人の巨大マーケット。とくに相続で生まれるアナログなおひとりさま女性は超有望!
?B親リッチな若者(金融ポテンシャルが高いセグメント)
 20~30代で金融資産1億円以上の若者は150万人。金融機関にとっての今後の「ブルーオーシャン」。
?Cパワーカップル(金融ポテンシャルが高いセグメント)
 一般共働き夫婦の5倍の金融資産を持つ世帯が100万世帯以上存在する!

本書の主な内容
第1章 日本人の金融行動が変化する予兆
第2章 日本人の金融サービス利用の特徴
第3章 金融機関の選択構造
第4章 リテール金融における今後の有望セグメント
第5章 人間味あふれる金融サービスの可能性

【著者紹介】
宮本 弘之(ミヤモト ヒロユキ)
野村総合研究所 上席コンサルタント
1965年生まれ。1990年、東京工業大学大学院理工学研究科(経営工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。現在、金融コンサルティング部長、上席コンサルタント。専門は、金融機関の経営戦略立案、チャネル戦略・マーケティング戦略の立案と実行支援、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)、コールセンター戦略、営業改革など。主に、銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社の経営コンサルティング業務に従事している。

内容説明

人口減少社会、ネット金融の浸透、保険ショップの台頭、など激変する金融市場と生活者の金融行動を詳細に分析、レポート。

目次

第1章 日本人の金融行動が変化する予兆(相続による資産移転の加速;インターネット金融の浸透;金融商品販売チャネルの総合化)
第2章 日本人の金融サービス利用の特徴(貯蓄・投資における特徴;借入れにおける特徴;保険加入における特徴;決済サービス利用における特徴)
第3章 金融機関の選択構造(貯蓄・投資における金融機関選択;借入れにおける金融機関選択;保険加入における金融機関選択;決済サービス利用における金融機関選択)
第4章 リテール金融における今後の有望セグメント(デジタルなシニア(成長セグメント)
おひとりさま女性(成長セグメント)
親リッチな若者(金融ポテンシャルが高いセグメント)
パワーカップル(金融ポテンシャルが高いセグメント))
第5章 人間味あふれる金融サービスの可能性(家族口座;コミュニティ金融サービス;人間味チャネル;人間味あふれる金融サービス実現に向けた課題と展望)

著者等紹介

宮本弘之[ミヤモトヒロユキ]
1965年生まれ。1990年、東京工業大学大学院理工学研究科(経営工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。現在、金融コンサルティング部長、上席コンサルタント。専門は、金融機関の経営戦略立案、チャネル戦略・マーケティング戦略の立案と実行支援、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)、コールセンター戦略、営業改革など。主に、銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社の経営コンサルティング業務に従事している

鳩宿潤二[ハトヤジュンジ]
1975年生まれ。2000年、東京工業大学大学院情報理工学研究科(計算工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。2007年ミシガン大学経営大学院修士課程修了。(ΒΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)会員)。現在、金融コンサルティング部、銀行・信託・郵政グループマネージャー、上級コンサルタント。専門は、金融機関の経営戦略立案、営業改革、チャネル戦略、エリアマーケティング、各種戦略の具現化支援(WEBサイト構築支援、ツール開発、システム構築支援)など

久保田陽子[クボタヨウコ]
名古屋大学大学院工学研究科(情報工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。現在、金融ITコンサルティング部グループマネージャー兼金融コンサルティング部上席コンサルタント。専門は、金融機関の営業改革、チャネル戦略、顧客目線のサービスプロセス改革など。主に、損害保険会社、生命保険会社、証券会社の経営コンサルティング業務に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

83
NRIによる今後の金融取引や金融商品などに対するアンケートをまとめたものです。大きく変わっていくのは当然だという気は私も持っています。最近の若い人はほとんど銀行の窓口にはいかずに形態やスマホあるいはインターネットバンキングということで、ATMはコンビニだということが言われています。ですのでそこのところやあるいは年寄りが一番お金を持っているのですが、どうなっていくのか(相続や贈与という観点ではあるのですが)もう少し詳しく知りたい気がしました。2017/10/09

K(日和)

16
調査とそのデータに対するレポート、という印象が強い。示唆を見出せるレベルに読み込める段階に、自分がまだまだ達していない。2016/03/26

yyhhyy

5
概況を知る。相続による移転や贈与による移転などの視点が面白い。昨今どの類書でも指摘されているが、クロージングはまだ人間の営業の方がデジタルより効果的であり、この解決は業界問わず急務である。2017/08/06

ソウ

3
金融機関向けのマーケティング本。なんとなくそうだろうなと肌で感じていたことがデータで裏付けらた内容がほとんど、たいして目新しさはない(数字で論理的に示されているので分かりやすくはある)。意外だったのは、「ネットバンクを利用する人ほどアドバイスを求める」「フローリッチな男性の方がポイント感応度が高い」等。人間味溢れる金融サービス目指してコミュニケーション・顧客洞察能力重視という結論は陳腐。有望なターゲット、デジタルシニア、おひとりさま女性(シニア・ミドル)、親リッチな若者、パワーカップル。2015/06/10

とと

0
最新データを基に展開されていく。2015/06/16

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