超金融緩和のジレンマ

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超金融緩和のジレンマ

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492654521
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C3033

出版社内容情報

世界的な量的緩和競争の過熱に危険はないのか?ECB、FRB、BOE、BOJ等による統計データと世界の論調を整理して紹介する。

●世界同時緩和の実態を豊富なデータで描く
日本銀行(BOJ)、FRB、ECB,BOEがこれまでとってきた金融緩和策を比較し、
史上類のない世界同時緩和の実情を明らかにする。

●各種のレポートや中央銀行総裁の発言などから、世界の議論の潮流を読む
超金融緩和の副作用を指摘したレポートや、中央銀行関係者の証言なども
多数紹介しながら、金融緩和のリスクを整理する。

●これからの金融政策のあり方を示唆する
日本のデフレの真因は賃金水準の低下と交易条件の悪化にある。
デフレ脱却には、金融政策だけでなく産業のダイナミズムを取り戻す取り組みも重要。
日本銀行が今後採りうる政策も提示する。

第1章 4中銀の緩和策を比較する

第2章 日米金融緩和競争:未曾有の金融緩和が続く

第3章 物価の真実:なぜ日本のデフレに金融緩和は効きにくいのか

第4章 円高対策として金融政策は機能するか

第5章 日本国債と金融政策

第6章 これからの金融政策を考える

【著者紹介】
梅田 雅信(ウメダ マサノブ)
首都大学東京大学院社会科学研究科教授
1950年生まれ。1973年3月北海道大学経済学部卒業。日本銀行入行。ノースウエスタン大学大学院留学(MA)、経済企画庁調査局内国調査第一課派遣。調査統計局物価統計課長、同経済統計課長、考査局考査役、日本経済研究センター主任研究員などを経て現職。著書に、『経済統計の活用と論点』(共著、東洋経済新報社、2009年)

内容説明

日本銀行、FRB、ECB、BOEがこれまでとってきた金融緩和策を比較し、世界同時緩和の実情を明らかにする。そうした金融緩和の副作用を指摘したレポートや関係者の証言も紹介しながら、超金融緩和のリスクを整理する。

目次

第1章 4中銀の緩和策を比較する
第2章 日米金融緩和競争―未曽有の金融緩和が続く
第3章 物価の真実―なぜ日本のデフレに金融緩和は効きにくいのか
第4章 円高対策として金融政策は機能するか
第5章 日本国債と金融政策
第6章 これからの金融政策を考える

著者等紹介

梅田雅信[ウメダマサノブ]
1950年生まれ。1973年北海道大学経済学部卒業。日本銀行入行後、経済企画庁や日本経済研究センターでの業務も経験しつつ、金融市場・金融機関考査等の金融実務や、調査統計局、金融研究所等でのリサーチ活動に携わる。2006年より、首都大学東京大学院社会科学研究科教授、北海道大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スプライト

0
日米欧英中銀の緩和策がまとめられており、資料として分かりやすい。ただ、著者が日銀出身のためか、日銀を擁護する姿勢、主張が目立つ。2014/02/02

templecity

0
少し学術的 2013/09/10

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