内容説明
実務家が最新の金融手法と商品をわかりやすく解説。市場動向や金融商品会計も取り上げ、日々の業務に活用できるハンドブック。デリバティブ、仕組債、投信、証券化商品等々、最新の金融商品に完全対応。
目次
第1章 変わる金融・資本市場
第2章 デリバティブ取引
第3章 多様化する仕組債
第4章 証券化商品の進化
第5章 ストラクチャード・クレジット商品
第6章 拡大する投資信託
第7章 金融商品・取引に対する規制
第8章 金融商品の会計と税務
第9章 グローバル化時代の投資戦略
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ
4
デリバティブ・証券化商品を中心に、金融に関して知っておくべき基本的なことがよくまとまっている。入門にとどまらず、結構詳しいことまで書いているので、何度か見直した方がよさそう。証券化をくりかえすことで本当に錬金術のよう債券を連発でき、しかも複数の債券を組み合わせることでリスクの把握が困難になると言うサブプライム問題の根本が仕組みから分かったのは収穫。2012/12/30
とりもり
2
良書。よくあるハウツー本のような見開き1トピックスのレイアウトから、一見すると内容の薄い入門書に見えるが、それぞれのトピックスについての記述は相応に詳しく、「金融マンのための」と銘打たれているだけはあるかと。惜しむらくは、初版が2008年とやや古いこと。流れの速い分野でもあり、間にリーマンショックがあったこともあるので、改訂版を期待します。★★★★★2012/01/08
たかくら
0
正直、金融マンのためとあるからある程度期待しました。結果的には期待外れ。金融を目指す方の一般理解レベルではないでしょうか。2014/01/03