出版社内容情報
５０年間分のデータベースをもとに、企業財務論の視点から実証分析を行った研究書。会社更生に際しての弁済率・弁済期間などの制度･実務面に有用な情報を提供する。
内容説明
１９５２年以降の５０年分の会社更生事件公告のデータベースにもとづいた企業財務（コーポレート・ファイナンス）に関する実証分析。
目次
本書の課題と構成
会社更生の研究
第１部 記述統計分析（会社更生のマクロ的推移；官報公告に基づく会社更生データベースの作成；会社更生計画遂行の成否；債権者と株主の権利変更）
第２部 計量モデル分析（会社更生の効率性と公平性；効率性の分析（１）：更生計画遂行の成否と弁済率
効率性の分析（２）：弁済率と収益率との関係
公共性の分析（１）：旧株主・債権者間の公平性
公共性の分析（２）：新株主。債権者の公平性）
第３部 会社更生の新しい動きと政策課題
著者等紹介
丸山宏［マルヤマヒロシ］
１９５３年生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。東京大学大学院経済学研究科経営学専門課程第２種博士課程単位取得・満期退学。横浜市立大学大学院国際総合科学研究科教授（経営科学系）。２００６年４月より、独立行政法人日本学術振興会学術システム研究センター専門研究員を兼任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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