内容説明
ファイナンシャル・ゲートキーパーを監督する制度は、いまどの程度機能しているのだろうか。問題点があるとすれば、どこをどう変えるべきなのか。これらの問いへの答えは、米国と日本では異なるのか。本書は、グローバル化する資本市場に共通するこれらの課題に解決策を求めようとしたものである。
目次
第1章 ファイナンシャル・ゲートキーパーとは何か
第2章 日本のファイナンシャル・ゲートキーパー
第3章 格付け機関―異質なファイナンシャル・ゲートキーパー
第4章 会計監査人―今後も存続するための方策は何か
第5章 アナリスト―包括的和解で変化したものは何か
第6章 ファイナンシャル・ゲートキーパーの課題
著者等紹介
淵田康之[フチタヤスユキ]
株式会社野村資本市場研究所執行役、1981年東京大学経済学部卒業、86年シカゴ大学経営大学院卒業、MBAを取得。81年野村総合研究所入社、資本市場研究部長を経て、2004年4月より現職。金融審議会委員、一橋大学客員教授を兼務
ライタン,ロバート・E.[ライタン,ロバートE.][Litan,Robert E.]
ブルッキングス研究所シニア・フェロー。カウフマン・ファウンデーション・バイスプレジデント。1972年ペンシルバニア大学ウォートン校B.S.、エール大学にてJ.D.、Ph.D.を取得(それぞれ1977年、1987年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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